おはようございます。
ここのところ良いお天気が続いています。秋には秋晴れ というのがあります
が、この頃のお天気続きを 春晴れ・・というのでしょうが、どうもシックリい
きません(苦笑)たぶん春は晴れてるのが当たり前だからワザワザ春晴れ とは
言わないのでしょうか。
晴れ間のあいだの曇りを 花曇り というのがあります。
これはその通り 桜が満開でも曇り空の時をそう呼びます
しかし 曇り空を、花に掛けて言うとは洒落ていると思いませんか(笑)
この桜が中国の湖北省の武漢市で満開になっているそうです。
武漢市といえばコロナ感染症の発祥地かとも言われていますが、これに関わら
ずどこの国`地方にも風土病はあるようです。
さて 話を聞いていますと戻しますが、武漢大学の校庭には百何十本もの桜の
木があります。満開になるとさぞかしきれいでしょうね・・
その桜の由縁は、日中戦争時 1938年の 武漢陥落の際に旧日本軍が戦勝記念に
植えたもので終戦直後に日本軍が植えた学校や公園の桜は切り倒されましたが
その後 日中国交樹立後に友好のシンボルとして植えられたものでした。
それでも 旧日本軍のイメージが残ってるのでしょうか、桜を切れ、いや桜に罪
はない、いや侵略のシンボルだ、中国の恥だ、などと議論の花盛り…(失礼)
武漢大学のアンケートでは 罪はない とする意見が49%、恥だ とする意見が
44%とほぼ同数。
政治思想に淡白な日本人。中国人は、草木ですら政治に結びつけるとよく比較
されるのですが、他の国の国花 象徴の木がいっぱい植えてあれば わだかまりも
ない人でも少しは気になるのではないでしょうか。
桜のほのかで可憐な薄ピンク色が穏やかな関係の一助になればと祈念します。