おはようございます。ヘヘ
スーダンへ自衛隊機が在留邦人の救援のために向かいました。
スーダンは、北にエジプト、紅海の向こうにサウジアラビアと接している
アフリカの国ですが、何年も前から民族間の紛争がありました。
今朝の新聞を見ますと、国軍と準軍事組織が闘ってるのですが、元々国軍…
クーデターで政権を握った軍事政権内の派閥争いのようです。
アフリカは、20世紀まで欧州の支配下にあって第二次世界大戦後に各地で独立
運動が盛んになりそれぞれが独立を得ました。めでたし めでたし(笑)
と言いたいのですが、アフリカや同じ境遇だった中東、東南アジア諸国は
場所によっては独立後も紛争が続いている国々があります。
新聞を見てますと内乱、クーデター、紛争、騒乱、内戦・・表現はいろいろで
すが、要は殺し合いですね。原因は、民族間の政権争いが一番みたいです。
この民族の争いは中々収まりませんが、原因は欧州の国々の植民地支配の時の
巧緻な仕組みにありました。アフリカの地図を拡げて見ますと、各国々の
国境が直線になっているところが目に付きます。このように定規で引かれた
ような国境線は、植民地支配をしていた欧州の国々が話し合いで決めた跡なん
ですね。
その決め方は、お互いの利益や管理しやすい為だけでその地域の民族間の事情
や環境などは関係ないのです。
ここに引いた線からお前らは 入ってはならん、と厳しく決めたのを管理するの
をその地域以外の民族に任すのです。
線を越えたら射殺して良い。文句を言ったら射殺しても良い。その地域では
お前たちに管理を任す、とするのです。そうすることで その地域は一方の民族
が支配するので他方の民族は虐げられますね。このふたつの民族は元々争いも
なかったのに この様な権力を持たすことで他方の民族から恨まれるようになり
ます。本来は支配者の欧州の国が恨まれるところを、代理者を設けることで
お互いが争い 支配者に歯向かう力を削いだのです。
この手法は各地で独立運動が盛んになると、それを抑えるために民族間の争い
になるよう仕組まれていきます。このスーダンもそうですし、他のアフリカの
紛争の原因は全て欧州の仕組んだ狡猾な罠、英国なんか インドが激しい独立運
動を起こしもう持ち堪えられない手放すしかない となったときに、インド地方
とパキスタン地方の宗教の違いを捉えて将来紛争を起こすように仕組みまし
た。イタチならずイギリスの最後っぺ ですね。
他にもそのような内紛が起こるようなタネ(主に民族間の紛争)を植え付けて
去っていったのが未だに世界各国での紛争の原因ですね。
それをようやく乗り越えてきたのがインドやブラジル、インドネシアなど
G20の国々。ですから欧州の国々が世界平和を呼びかけロシアの侵攻を
非難して協力を求めても(何をきれい事言ってやがる)冷ややかな視線でいる
のです。ただ、欧米に対抗、出来るほどの国力や(経済力、軍事力)が無いた
め国連の採決で 反対票や白票を投じるのが精々でもし国力が同等になっていれ
ば もっと多くの反対票があったでしょう。
欧米は狡猾で未だに植民地支配をしていた後進国に経済や、軍事で援助をしな
がら影の支配を続けています。おかしいと思うのは、紛争が起こる原因に武器
の使用があります。銃、爆弾、ミサイル、ヘリコプターなど後進国(自国)で
作れるはずもなく必ずどこかで調達しています。それはほとんどが欧米からで
その武器を双方、つまり政府にも反政府にも売っているのですから、ホント狡
猾を越えて悪魔の商人といっても過言ではないでしょう。
ホントに世界平和を欧米が唱えるのなら武器の輸出を止めろよ!
と言いたいです。
固い話になりました。
あすは軟弱に戻ります(笑)