おはようございますヘヘ
今日は少し寒い朝です。三寒四温というのがいつまでのことなのか知
りませんが、たぶん この頃(4月17日)はもう 春…冬と春のはざまとは
思えませんので、三寒四温はもう来年までお蔵入りにしましょうか。
関西の天気予報でカミナリにご注意とお達しがありました。
カミナリ?と思いましたが、よく思うと冬にもカミナリの注意は
度々出ていました。冷たい空気と温かい空気が摩擦によって?
起こると 聞いたことがありますが、真贋については補償しかねます。
ところで カミナリにも季語があるそうです。とこれもラジオからの
受け売りですが、単にカミナリというだけで四季折々の呼び方がある
日本の季節感への繊細さが如実に出ていますね。
まず 春ですが 春雷(しゅんらい)これの題名の映画がありましたね~
夏は 雷、梅雨雷 雷とは夏の季語のようでした。次は秋、稲妻(い
なずま) これってよく聞きますが これ自体は秋の季語でした。
ですが歌手の アリスというグループのヒットした♪「冬の稲妻」。
歌の内容でどうしても稲妻にしないとアカン。でも稲妻は秋 らしいし
どうしょう…と考えて じゃぁ 頭に冬と付けたら 俳句協会からクレ
ームも来ないでしょう…と決めたんでしょうか(笑)
そして 冬、ですが この時期には 雪起こし を冬のカミナリの季語と
しています。と書いてみて そうか!とわかったのです。
今ほどのアリスの♪「冬の稲妻 」、本来なら 「雪起こし 」 という題
名にしなければいけないのでした 。しかし よく文化庁から間違った
日本語の使い方だから と訂正の指導が出なかったと思います(笑)
これほどこだわるのには少し伏線があります。
それは、英語を上達するには、まず日本語をキチンと習い身に付ける
方法が英語上達の最短の道 らしいのです。
…唸るしかありませんが、まぁ今の子供が将来英語を話せないと困
る ような時代になるんでしょうか。
それより中国語の標準語の方がお得?では…
今は、英語が、万国共通ですが 果たしてこの流れが変わらないとは
言い切れませんよ。と誰かがコーヒーを啜りながらお節を論じてまし
た。なるほど中国の躍進には色々と物議をかもすところもありまが、
米中が鼎立すれば、人口差で中国語も必要にと中国から迫られるかも
ですね。
ところが それに待った!とかけたのが 横にいたおっちゃん。
もう十年もしたらインドが人口もGDPも一番になるしインドは英語
が国内の標準語。間違っても仲の悪い中国語を奨励はしないよ。 だか
らやっぱり 将来も万国共通語は英語だよ。
とまぁ 聞いてると そうなのかなぁと思いましたが、それじゃ先ほど
の四季折々の季語のある繊細な日本語はどうなるんでしょうか。
心配をしつつ この時期らしい作品です。
春雷は 空に遊びて 地に降りず 福田 甲子雄