おはようございます ヘヘ
今朝は 植田総裁「粘り強く緩和」 25年間の政策評価へ
これを見て と言いますか 見ずにスルーする人が多いのではないでしょうか。
私の感覚を押し付けると 緩和ってなんだ? 粘り強くって 如何にも日本人の
好む表現だけど25年間金利がほとんどゼロ。前にも話しましたが、こんなこと
してるから庶民の消費意欲が衰退するんでしょう。
会社の投資意欲を応援、補助するために借入金の金利(利息)を低く低く
して投資を盛んにすることで経済の活性化を目指す、
う〜難しいことは置いといて、バブルの後遺症を一日も早く回復させて
成長を促して元の活発な日本を取り戻したい。筈なんでしょう…
ですが、実際は 失われた二十年…と揶揄(やゆ)されてきました。
これについては結果論を今更アレコレ言ってもなぁ…とも思いますが、
日本の経済の発展を示すGDPや所得、給料は二十数年間上がらず、他の中進
国に追いつかれてしまいました。これが安定的な経済大国?なんですか。
庶民的な感情では所得が増えないと、借りる金利が低かっても使わないのが心
理 家を建てたりなど どうしてもの場合は安い家を買う(建てる)ようになっ
てきました。世間は建築ブームらしいのですが、三十年前の家の値段と比べて
あまり変わらないそうです。ただし建築方法は格段に変わって早いと一ヶ月で
完成ですから 一体どの程度の強度があるのか不思議でなりません。
まぁ建築については余分な話になりました。(各ハウスメーカーさん悪意はあ
りませんのでご承知を下さい)
話を戻します。経済を成長する、というのが戦後からの政府のお題目でしょ
う。 (明治維新以来終戦までは富国強兵が国是でした)
確か日本は 経済が全てに優先する という国是でここまで来たのですよね。
それが いつの間にか安定化を望むようになったのは やっぱり バブルでいい目も
したけどえらい目にもあったから でしょうね。 ジェットコースターみたいな
あの時代に懲りて安定を望んだ結果、経済が停滞しました。
中国の故事に 羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますふく)
があります。 熱い食べ物で舌を火傷したので 冷たい食べ物でも冷ました 様子を
嘲笑ってるのです。
ねぇ 植田さん、いっぺん 試しに預金の金利を上げたってつかぁさいな。
だって昭和の頃、預金金利が6%とかあった時代の預金が百万円あったとして
それがそのままの利息だったら今頃は500万円ほどになってるんですよ。
それが今の金融緩和 という名前は優しそうでも実際は、庶民にキツイ
訳のわからん政策のお陰で みすみす400万円をもらい損ねたんですから、その
利息分のお金が無いのだから停滞もしますわなぁ(苦笑)
因みに 金利を上げたら庶民の預金金利が増えて じゃぁ 温泉にでも行こか、もっ
と立派な家建てようかとなるでしょう。ところが 政府。ここは国債という借金
がものすごくあってその償還(返す分ですね)の金額が もう気の遠くなるくら
いの金額。
だから利息を上げられない との噂もありますが、さてさて 植田さん、
ご答弁は如何に?