おはようございます ヘヘ
今朝のニュースは これ、人口70年に8700万人
昨夜から盛んに放送をしてましたから もう充分承知をしてますよね。
しかし 人口が減るってそんなに大変な事なんでしょうかねえ~
という人がいました。 え…十年か前でしたが、人口減少のニュースが出始めた
頃、飲み会で酒の肴として話題になりました。
そうなんや、へぇ〜と何人かの若手は 初耳です と怪訝な顔をしながら
中のひと りが で、人が減ったら どうなるんですかねぇ…と唐揚げを頬張りな
がら 聞いてきました。 最近の若いのは、新聞見ないしニュースも見ないから
仕方ないかなぁ…と私は、冷酒をチビッとナメながら 人口が減ったら困る理由
を探してみました。
まず人が減ったら どうなるんだろう?身近かなところでは…と頭を捻ります
が、どうも考えが出てきません。周りは…と若手を見渡すとそれぞれが
飲みたい物 食べたいものをぺちゃくちゃやりながら痛飲鯨食といった感じで
おいおい、こっちにばかり考えさせないで お前らも考えたらどうや、と声を
掛けますと、 人が減ったらどうなるんですかと問うた本人が、僕 酔っ払って
考えが付かないんですよと半端諦め顔 で自嘲気味に言うのです。
この子は、相手が誰であってもこんな風に飾らず正直に話すのが性格なのでし
ょう。普通は上の者に投げた様な口ぶりで話すと嫌われるのもですが、この子
の場合は 憎めないキャラとでも言うのでしょうか、私達上の者も仕方ないやつ
だなぁ…で済ましています。だからという訳でもないでしょうが仲間内でも見た
目以上に信頼されている由縁でしょうか。
兎に角 人口減少になったら どうなるんだろう?と皆が少し考え出しました。
ですが 中々 そうだなぁ と同調出来るような応えは出てきませんでした。
それどころか、人が減ったら暮らしやすくなるんと違う…と逆のことを言い出す
ので なぜ?と聞くと まずは ここですね、と飲んでいる居酒屋を指します。
他の若手が 可笑しそうに どうしてですか?と聞き返しますと、
ね、ここに来たときから 座る場所を探すくらい混んでたやろ、それに今だって
さっき頼んだ焼鳥が未だに来ない、 ここが混んでるから調理が間に合わない、
もっと少ないお客だったら焼鳥はもうとっくにここに運ばれていて 僕のお腹に
収まってるんだ。とまぁ酔客らしい話ですが、いわゆる競争が減ればそれだけ
恩恵に預かれる というんですね。しかし 喰い物の恨みは怖い と言いますが
焼鳥一本が遅かっただけで 日本の人口減少を認める若手がいて吃驚(びっ
くり)ですね(笑) このアホウみたいな意見…と言えるかどうか(笑)
ですがこれを切っ掛けに色々な意見が出ました。人口が減ったら将来的に年金
はどうなるんだろう?という心配をしたのは一番の若手でヤンキーとあだ名さ
れてるが骨のある子でした。ほぅ〜とみんなその子を見直すように覗き込むと
照れながら オヤジがもうすぐ年金をもらう とか何とかを母親と喋ってるのを
聞いていた…その時に 年金はお前らが給料から引かれてるのが元になってるの
や(関西弁。でお聞き苦しいですか)と諭すように言われて それを覚えていた
が オヤジいわく 一対一じゃぁ大変やから ワシ(オヤジ)一人にお前ら十人が
寄って面倒をみてくれるんや。そんな年金の基本を家で話題にする家庭ってな
かなかのもんだなぁ…と思ってると他の若手も 頷きながら ガッコーで聞いたこ
とあるなぁ、と上を見上げながら微かな記憶を辿ってるんでしょうね。
若手は様々な風で考え込むのですが 何せ 酔っ払ってますので それ以上に進展は
しないまま 他の話題に流れていったようでした。
それで 今、人口減少についてですが、本音は 五十年先なんて 生きてへんがな
というのが第一感。 確かにいくら人生百年とは言いながら 実際百歳の方も
いらっしゃるようですが、まさか 政府の言うとおり聞いてる人は居ないでしょ
う。現実的に百歳の方が元気に買い物に行ったり遊びに行ったりカラオケで歌
ったり家庭菜園をされてる姿を見たことがありません。それどころが身内や近
所の方の介護疲れを見たり聞いたりするほうが普通です。
長寿と甘い誘いを聞いても現実はそうは行かない中で 五十年先の心配を
相談されても困りますよ。 ん、相談と書いて フッと勘付いたのは、
そう、増税でしょうか! きっと政府はお金が無くて困ってるんでしょうね。
先程の選挙でも しきりに 学校の教育費無償化、給食の無料化、育児費用の無償
化、補償をもっと増やします。とバラ色の公約を与野党がこぞって上げていま
した。
将来の子どもたちにツケを払わせないように…と親心に訴える候補者もいました
ね。
ひとつ、気になるのは 痛みは分かち合いましょうという分かったような説を唱
える 某 政党。お願いを聞くばかりの有権者の代弁者として一言です。
将来の負担にならないよう とか詭弁の話を作って私らの年金だけはカットし
ないよう重ねてお願いを申し上げます。