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のんびり、安全に飛んでる、裏の理屈も色々複雑だったりする。
今週は、人間の都合で、教科書から星が1個なくなった。
でも、身のまわりにも、人間の都合で変わっているものがある。
例えば、ふだん平気で使っている 地球の緯度、経度は、
国によって違うということは お気づきかな。
なんで、そんなこととか言うが、最近はGPSなんていう、
世界的に位置をキチンと測るシステムがあるが、
この測定器に 日本の地測系と合致しません。
なんていう注記がある。
電子地図帳は、家の位置まで明記されていて便利だなぁ。
と思うが、ここも注記を見ると、世界地側系とは合致しません
とシツカリ書いてある。
このことは 以前書いたので、そちらを見ていただきたいが、
まぁ、簡単に言うと、日本の地図の緯度と経度で地球全体を現すと、
たぶんだが衛星写真と見比べて?...なんていうことが発生しかねない。
カーナビも補正をやって、日本の地図に合わせている。
ちなみに、国ごとに地図の基準が違うと言うことは、同じ緯度、経度でも
相互の地図の国境線が異なることになる。(緯度と経度は使えないのだ)
昔の国境紛争の原因になったという説もあるくらいだ。
ちなみに、東京で世界地側系(WGS84)と日本地側系(東京地側系)の地図を
比較すると450Mもずれるそうだ。(笑えない...)
さて、この話は、地球の膨らみ方の基準が違うことが問題である。
そこで、現在は地球統一のふくらみ基準がある。
(世界地側系のことだ)
ところで、この話。飛行機にとっても 重要な部分が残っている。
高度の問題なのだ。
以前、空港にいる時に、高度計の補正をやっていると書いたが、
実は、この空港の高度だって、放置すると国ごと異なることになる。
(地球の膨らみの基準が、国ごと異なる問題は、根が深い)
そこで、航空機の高度測定絡みは世界地側系(wgs84)を基準に作られている。
それが、今日の本題MSLだ。
世界基準の、高度と言うことになるのか....
MSLはFSをやると、いたるところで、出てくる。
FSは、世界基準(WGS84)で作られてる。
シナリー絡みを作っていると、逃げられない人間の作った
屁理屈の相違に見えるのは おら一人だろうか。