ジェットエンジンには 羽根(ファーン)がついている。 これが最大の動力なのだ。
今朝は、どこかで聞き覚えのあるタイトルだが...
夏休みも終わりに近づきつつある、今日この頃。
学生様は宿題に追われ、8月31日状態を迎えるのだろうな...
(そんな生活は、おら一人だったか...)
社会にでても、未だにそんな感じの日がある。
どんな仕事もピークというのがあるので、小学校時代から鍛えられてたと思えば、
悪くも無いか?...なんて無計画な論法にたどり着いたりする。
夏休みの友4回目はジェットエンジンだ。
といっても、詳しくは辞書HP等でも見た方が早い。
だから、おらは簡単に済ませる。
純然たるジェットと、そうでないジェットの2種類がある。
で、旧式のDC-8くらいまでが、純なジェットエンジンを使用してた。
何で、なくなったか?だが、燃費がメチャクチャ悪いのだ。
では、どこを改良したかというと、ジェットエンジンで、
ファーンを廻すことにしたのだ。
(雑だが 、扇風機をモーターの代わり、ジェットエンジンで廻しているのだ)
でも何百トンもの飛行機を動かすには相当風がいるよね...
ということで、最新機のファーンの羽根の先端は音速の2倍で廻っている。
簡単に言ったが、こんな高速に耐えられる部品なんて、簡単には作れない。
というわけで、ここに異物が入るということは、羽根を傷つける(変形)ことになる。
鳥さんがエンジンに吸い込まれて、緊急着陸なんてニュースを時々聞くが、
こんな条件で動いている部品は、予想外の風力が加わる少しの変形が、
最終的にエンジン大損傷という命取りになる可能性があるのだ。
現在B787という経済性の高い飛行機が、よいよ試験飛行を開始。
来年、引き渡しという段階を迎えている。
この飛行機の経済性の部分は、実はこのファーンの風の流量を
今までより増やして効率化を図っている。
ということで、動力源はジェットエンジンに変わりないが、
現在のジェット機が空を飛べるのは、
扇風機にも付いているファーンのおかげということになる。
整備さんに、機長さんにとあの羽根を見てるシーンがあるが、
正に命綱だったりするのだから。