のりたま日記

平凡な日常でも
 愉しいこと探せばいっぱいあるはず

介護という名の

2021-12-03 | 思うこと
10時過ぎのJRに乗って
友だちの家に向かいました

コロナが始まるまでは
月に一度
数人で
友だちKちゃん家で
Kちゃん母にミシンの指南を
受けていました

Kちゃん母は96歳
肺が弱いこともありコロナ感染を恐れて
訪問を遠慮していました

会えなかった2年の間に
Kちゃん母は
鼻から酸素を入れて
ベッドの上の人になっていました

それでも
私たちが来るのを楽しみにしてくれてて
ベッドに起きたり、横になったりしながら
補聴器の方向を変えながら
一生懸命に話しに耳を傾けてくれました
私たちも大きな声で
一生懸命にKちゃん母に話しかけた

みんなの名前を思い出すのに
時間はかかったけれど
帰る頃にはバッチリ思い出してくれた

今年はもう来ないの❓️
うん、終わりだね❗️

じゃあ来年❓️
うん、来月は来るよ❗️

なんだか、切ない会話だけど

Kちゃん以外は
両親を看送ってる

だから
みんなの胸の中にそれぞれの想いがあって
みんなKちゃん母には
優しい
優しく出来るんよ

とても温かい時間だった

来月も
ぜひこの温かい時間を
味わいたいと
夕暮れの車窓を眺めながら
思ったのりたまです

「手を動かしながらしゃべりんさい❗️」
Kちゃん母の教え
これを守りながら
手を動かして

なんとか完成させました

Kちゃんのしんどさはみんなよくわかる
ちょっとでも
力になれたらいいなぁと














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