のろや

善男善女の皆様方、美術館へ行こうではありませんか。

ピアフ忌またはコクトー忌

2006-10-11 | 忌日
伝説や噂ではなく本当のことだったのですね
ジャン・コクトーがエディット・ピアフの訃報を受けてショック死したというのは。

というわけで
本日はエディット・ピアフおよびジャン・コクトーの命日です。

昨年、神戸の大丸ミュージアムにてコクトー展が催されました.
コクトーにあまり興味の無かったのろは、当初は行くつもりではございませんでした。 
しかし、京都五条は増田屋ビルの素敵な古書店 砂の書 さんにてタダ券をいただきましたので
のろの活動テリトリーからは甚だかけ離れた、お洒落な神戸元町界隈へと
足を運ぶ気になったのでございました。



それまで何故か注意を払うこともなかった、コクトーのデザインやドローイング。
いやあ、その何と素晴らしかったこと。
闊達に引かれた線を目でなぞりながら、これを知らなんだとは今まで損していたなあと
のろはつくづく思った次第でございました。
何が言いたいかと申しますと
要するに、食わず嫌いはモッタイナイということでございます。


くわえ煙草でピアノに向かうコクトーの写真がございました。
横顔が美しうございましたよ。正面から見るとなかなかに縦長顔なんでございますが。

で。
ピアフ忌でもある本日。夜中の2時に目が覚めてラジヲをつけると、
それに合わせたものか「NHKラジオ深夜便」では、シャンソン特集を放送しておりました。
それに合わせたものか.普段めったに夢を見ないのろが
今朝はガレージシャンソンショーの山田晃士氏が御登場の夢を見てしまいましたとも。
「シャンソン」でこの人を引っぱって来るとは、のろの脳味噌もなかなかにヒネリがきいているではございませんか。
ノミのCDがどうとかこうとか おっしゃっておいででした。
いやあー いい夢でしたー。内容は忘れましたが。

何が言いたいかと申しますと
夢見さえよければ、その日いちにち、心楽しく過ごせるということでございます。
そうですとも!
たとえ通勤時間に合わせたように雨が激しく降り始め
職場に到達するまでにびしょぬれになり
帰宅時間になってもなお、靴下が乾かないような日であったとしても。