やっぱりね~、という結果で終わりました。
与党が改憲の発議ができる3分の2ラインを超えました。
そこに18歳選挙権が影響したのかどうか、これからの分析でしょうが興味あるところです。
いよいよ袖の下に隠した鎧を見せて、改憲論議に向かうのでしょう。
が、改憲派の「改革」「こころ」は議席ゼロ、民意は必ずしも改憲というわけでもなさそうです。
公明は加憲といっているし、おおさか維新の改憲方向も自民とは必ずしも同じではない。
とにかく憲法を変えた首相として名を残したい。
それだけが悲願の首相ですから、このあとはアベノミクスを放っといてもそっちへ向かうかも。
とはいっても具体的な改憲の中身となると、そう簡単にはまとまらないと思いますけどね。
それに今回の争点は経済政策だったわけですから、改憲を信任したわけではない。
とにかく、これ以上生活を悪くしないでくれ、というのが多くの人の本音なのでしょう。
それには、頼りない民進党よりもとりあえずは政権党を・・・消極的支持というわけです。
暮らしに関わる大きな課題を抱える沖縄、福島では現職の与党閣僚が落選。
このあたりは、野党共闘の成果が出たのでしょう。
小異を捨てて大同に・・・民進党がまっとうに動けば共闘の成果ももっと大きくなったかも・・・。
民進党は政権から転げ落ちた過去の総括をまったくしていません。
いまの幹部も戦犯の居残り組、昨日の話しぶりではさらに居座り続ける雰囲気です。
名前だけ変えても人を変えなきゃダメでしょう。人心一新、あっと驚く人事をやったら?