梅雨明けしそうでしない、そんな日が続いています。
今日あたりも五分五分の予想とか・・・心身ともにカビが生えたような気分。
一日も早く、すっきりカラッと晴れ上がった空を!
都知事選も終盤になりました。
時折、回ってくる選挙カー・・・毎度おなじみの名前の連呼、連呼です。
配られた選挙公報を読んでも、どれもこれも迫力零点。
夢、笑顔、輝く、安心、安全・・・選挙ではお馴染みの言葉が並んでいます。
夢あふれる東京に・・・むかし、夢淡き東京、という歌がありました。
東京No.1宣言~ナンバー2じゃいけないんですか、の人は出ていないから?
経済的にも精神的にも世界一リッチな東京を実現・・・どうやって?
24時間ときめくことができる東京を実現・・・やめて、眠れなくて疲れるから。
言葉は違えど言っていることは殆ど同じ、すなわち誰も何も深くは考えていないということ。
ワンフレーズ・ポリティクス。
安易な言葉が政治を壊してきた。いや、政治だけでなく、社会、歴史、文化、生活すべてを。
そんな気がしてなりません。
一人ひとりが、「わたし」の正義を叫ぶ。
いまはそんなことをしている時代ではないのに。
新しい社会に共通の正義を見出し、創りだして行く時代。それも言葉で。