今のパソコン支援のボランティアを始めて15年ほどになります。
区の職員の人に誘われ、知的障害者のパソコン勉強会の手伝いをしたのが最初でした。
以来、区や民間の施設で、知的障害の人たちと何かと関わってきました。
それだけに、昨日の知的障害者を標的にしたニュースには驚きました。
しかも、個人の犯行としては、前代未聞の大量殺人です。
さらに事前予告まがいの手紙を出していたというのですから、いったい何があったのでしょう。
これまで幾つかの社会福祉法人とも関わりがありました。
もしかしたらそれらの施設の1つで、知った人がいるかもしれない?
そう思って調べてみましたが、ご縁のあった法人の経営ではありませんでした。
身近にある施設はすべて通所型ですが、事件のあったのは居住型施設。
しかも150人ほどの入居者がいたといいますから、かなり大規模な施設です。
それが結果として多くの被害者を生み出したようです。
具体的な施設名、夜間の犯行、職員の拘束、犯行後の自首・・・。
犯人の予告の手紙には、犯行の作戦が書かれていたといいます。
家庭生活や社会活動が困難な重度の障害者は、安楽死できるようにするべきだ、とも。
予告の手紙の異常さから、市はこの2月に措置入院をさせたようです。
検査で大麻使用が判明したものの、家族との同居を条件に短期間で退院。
薬物が出てきたので、これまた共時性の為せるワザかと一瞬思ってしまいました。
国からの指示があれば重度障害者の大量殺人もできる・・・。
そんなことを施設で話したといいますから、誇大妄想の気味も感じます。
ジコチュウ的な犯行とも思え、措置入院中に精神鑑定は為されたのか、そんなことも気になります。