依存症になるのもイヤだから、ポケモンGOは触らないでおきます。
それでなくても、十分にIT依存症気味です。
酒、タバコ、麻雀、ゴルフ、その他諸々・・・これまでもいろいろなものに依存してきました。
手を出していないのは覚せい剤や違法ドラッグのたぐい。
これらは学生や一般の人たちの間にもかなり広まっていると聞きます。
常習性にならなければ、一回くらい・・・と思わなくもないのですが、君子危うきに近寄らず。
大麻は古代ペルシャ(今のイラン)の時代から使われていたとか。
石を熱くして大麻の実を炙ると大量の湯気が出るので、蒸し風呂にする。
そこへ入って上機嫌になる、という習慣がヘロドトスの「歴史」に出てきます。
大麻の樹脂などをすり潰して固めたものがハシッシュ。
ハシッシュによる幻覚と陶酔感の力を借りて異教徒の暗殺したといいます。
アサッシン(暗殺者、刺客)は、このハシッシュが語源といわれています。
時代の大きな変わり目になると、人は覚醒したいという欲望に突き動かされるのでしょうか。
戦後、ヒロポンという名の覚せい剤が出まわりました。
子ども心に聞いていましたが、依存症が社会問題化して、51年に非合法ドラッグに。
もう少し早く生まれたら、もしかしてわたしもヒロポン中毒になったかも。
今の時代も、覚せい剤がもとでの事故や事件が起きています。
好奇心から、あるいは不安感から手を出すのでしょうが、やはり怖いのは常習性、依存性。
幻覚が生み出す多幸感を、もっともっとと際限なく追い求めるようになるのでしょう。
おそらく、ゲームに熱中していればドーパミンやセロトニンも多く分泌されていると思います。
それが適量?のうちはいいのでしょうが、過ぎたるは及ばざるが如し。
過剰さが脳みそを破壊し、狂人、廃人となったら多幸感どころではありません。