終わった参院選のキーワードは「3分の2」でした。
「この3分の2というのは何のことでしょうか」と、ある新聞が100人に訊いてみました。
83人が「わからない」と答えたそうです。
「3分の2」の結果を評価する人に、自民党の改憲草案を読んだか、と訊いた新聞もありました。
読んだことのない人が、82%でした。
というような情報に接すると、8割もの人が政治に無関心なのかと思ってしまいます。
さて、ほぼ1週間後に近づいた都知事選。
週刊文春のえげつないネガティブ・キャンペーンは功を奏するのでしょうか。
却って同情票が集まるか、あるいは、女性票が女性候補に集まって初の女性都知事誕生か・・・。
まだまだ女性の地位が低い日本です。
オッサン政治を変えるためにも、女性候補に1票を投じよう。
と、先の参院選で考えたわたしですが、都知事選では入れたい女性がいません。
目の化粧が濃すぎる女性候補はどうでしょう?
「正義の為に戦う女、たった一人の戦いです、大組織を相手に女一人の戦いです」
化粧過剰に加えて、どうみても演技過剰・・・自民党やめていないんでしょ?
この人、政治的には、どうみてもオッサン政治の仲間。
安保法制賛成、改憲賛成・・・日本会議国会議員懇談会の副会長でもあります。
親学推進議員連盟にも属していて、ジェンダーフリーとか男女共同参画にも反対の立場。
「少子化の最大の原因は、頼もしい男性が極端に減っていることが原因」だと仰っています。
マッチョを気取りたい首相のもとで、防衛大臣をやったことだけのことはありますね。
国政はもはや極右政治、都政までも極右知事になったら、それこそファシズムの国です。