ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

嗅覚と視覚の進化論?

2016-07-12 | 日記

 

昨夜、窓をすべて開け放している時のことでした。

「わ~、美味しそうな匂い!」とカミさんが叫びました。

わたしも鼻をクンクンいわせてみると、何か食べ物の匂いのよう・・・。

 

もともと嗅覚には自信がないのです。

かつてのタバコの吸い過ぎで、鼻の嗅覚細胞が破壊されてしまったのでしょうか。

断煙して20年ほど立ちますが、嗅覚が蘇ってくる兆しはありません。

 

人類の嗅覚能力は、視覚が進化したゆえに落ちたという説があります。

使う必要のない機能の遺伝子はだんだんダメになってゆく。

それが進化の法則のようですから、タバコの吸い過ぎは関係ないのかもしれません。

 

「こんな美味しそうな匂いがわからないの? バカな鼻なのね~」とカミさん。

鼻がいいのは、まだ進化途上だからだよ。いいね~、この先、まだ進化するなんて。

と、負け惜しみを言っていますが、嗅覚とて悪すぎるよりはほどほどがいいですね。

 

視覚の話。

恐竜が生きていた大昔、哺乳類はほとんどが夜行性だったといいます。

夜の世界で生きていく分には、色を見分ける必要はありません。

 

だから、緑や青を見分ける視覚センサーを作る遺伝子がダメになった。

ところが、人類の祖先のサルの時代、突然変異が生じて、今のような視覚を得た。

色彩豊かな森の生活が色覚を蘇らせたのではないか、という仮説です。

 

もっと祖先を辿って、魚類、爬虫類、鳥類。

これらのいきものは、RGB(赤・緑・青)のほかに、紫外線も見えるといいます。

そういう視覚能力を持つと、夜の蝶が蛾に見えて興ざめ・・・になるかどうかはわかりません。

趣味ぶろ教室ブログランキング


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする