香ばしい町並みブログ ~昭和レトロな町並み&昭和の商店街遺跡~

当ブログでは日本各地にある「どこか懐かしく、ノスタルジーを感じさせる」昭和レトロな町並みや建物をご紹介していきます

【栃木県・日光市】鉱山と昭和レトロの町、足尾その1

2017年02月14日 21時22分12秒 | 東北
(2016年4月撮影)

 東京からなんとか日帰りで行ける最後の秘境、足尾に出かけてまいりました。
浅草から東武特急で1時間40分、さらにそこから「わたらせ渓谷鉄道」で1時間半。
特急を使っても片道3時20分ほどかかります。渓谷鉄道は1時間半に1本程度しかないため、
予めのる列車に合わせて行程を組まないとたどり着けません。。。

 まずは東武浅草駅にて。
現存する最古の地下街、浅草地下街。

2011年には神田須田町にあった『地下鉄ストア』が、2014年には歌舞伎座の近くにあった
「三原橋地下街」(ここは最古の地下街だった)も無くなり、昔ながらの地下街はここだけになってしまいました。




 週末の朝8時過ぎですんで地下街も静かです。




 東武特急で赤城行きの「りょうもう号」に乗車しまして、相老駅で下車、わたらせ渓谷鉄道に乗り換えて終点の間藤駅へ。
相老から間藤(まとう)まで片道1050円ですが、1日乗車券を買うと1,850円なので往復でモトが取れます。本数が少ないですが・・・


 間藤駅から足尾駅を経て通洞駅までは2.5kmあり、歩いていくことに。
途中、古河キャステックのいい感じの建物と看板。JISマークも昔のデザイン




 かつての鉱山住宅と思われる建物がいくつもありました。ほんと映画のロケセットそのままの雰囲気




 途中には使われなくなってしまったと思われる工場も。


 足尾駅に行く途中、日本最古の生協と言われる足尾銅山生協の本部売店に遭遇。
ここは本部も併設されています。


 かつては旧足尾町エリアに5,6店舗あったようですが、現在も営業しているのはここと、
後程訪れる通洞売店の2か所のみのようです。日曜日が定休日なので訪問するなら平日か土曜がねらい目


 足尾銅山生協でしか買えない「足尾ようかん」が名物。


 さっそく内部へ。いまはもう絶滅危惧種と思われるかつての「職域生協」の雰囲気そのままでした。大昔は国鉄購買部とか
製鉄所の城下町にはこういった生協があったものです。



 普段スーパーやコンビニに見慣れた目には、素朴で実に興味深い。一般の方でもお買いものできますので、
お酒と羊羹を買いました。


 足尾駅に到着。古き良き木造駅舎がきれいに残されています。


 構内ではイベントが。


 足尾駅前にもいい感じの食料品店がありました。


 ここも内部は足尾銅山生協と似た雰囲気。


 足尾の探検はまだまだ続きます。

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2 コメント

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Unknown (hiro)
2017-02-17 00:47:23
浅草の地下街は何度か行った事がありますが、天井を走る配管が印象的でした!

足尾と言いますと、教科書に出てきました足尾銅山しか知らず、関西からはまさに大秘境で、行ったと言う人もほとんどいないと思います。

次回も楽しみにしております!

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Unknown (管理人)
2017-02-28 22:30:34
浅草の地下街は現存では最古の地下街ですね。
内部もとても庶民的です(笑)

 足尾は初訪問でしたが、東京からでも日帰りは
けっこう厳しく、日光市なのですが、
公共交通機関だと渓谷鉄道しかなく、大回りとなるため、
まさに大秘境でありました。
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