香ばしい町並みブログ ~昭和レトロな町並み&昭和の商店街遺跡~

当ブログでは日本各地にある「どこか懐かしく、ノスタルジーを感じさせる」昭和レトロな町並みや建物をご紹介していきます

【茨城県・高萩市】たかはぎ2007

2018年11月29日 22時58分48秒 | 千葉県・茨城県
(2007年10月撮影)
高萩市と聞いても茨城県民でもあまり馴染みの無い地名かもしれませんが、
日立市の北、いわき方面へ電車で15分ほどの街です。
2002年までは日本加工製紙という中堅の製紙工場も稼働していたそうで、企業城下町でもあったようです。

 ということで常磐線で高萩へ。当時、普通電車は415系電車というコクテツ型が走っておりました。


 駅舎は大正15年に改築されたもので、90年以上の歴史が。どこか大正モダン風味。


 地方の駅前に時々ある駅前旅館も。


 昔ながらの理髪店


たかはぎスタンプを集めましょう


 駅を出て数分歩いた左手(南)にはクジャクのようなアーケードが当時ありました。ストビューでみますと既に無くなっており、
左奥の時計店は新しいお店に、右奥の花輪店、理容店、手前左のお酒の看板のあるお店はすっかり更地になって一変しておりました。




 アーケードの脇には既に閉店していたゲームセンターが。インベーダーゲームの表記がなんとも昭和。


 商店街を南進しますと、これまた昔ながらの商店街にある「百貨店」が。こちらは建物は現存してました。




 百貨店の斜め向かいの角地にはいい感じの商店が。10年ちょっと前の那覇でこういった感じの商店を良く見かけました。こちらは
2018年のストビューでは営業中


 少し先には石造りの理髪店も(現存)。高萩も結構古い建物のホーコです。

 
 商店街の出口にもクジャク風味なアーチが。これは無くなっておりました。


 先ほどの角地にある商店を右折して常磐線方向へ。


 アカセン跡ではないのですが飲み屋があちこち。かつては工場の城下町としてさぞかしにぎわったのでしょう。




 同じ通りには当時、菊の湯温泉もありました。現在は更地になっています。






 駅へと戻る途中、高萩郵便局の向かいに青果市場が。ここも現役です。


 駅周辺をウロウロ。
再開発の予定があるのでしょうか。駅前は航空写真で見ますとかなりの部分が駐車場や更地になっており、
建物がめっきり減っておりました。


 昭和初期建築と思われる理髪店。こちらは2018年のストビューでは理髪店はやってんさそうでしたが、建物は残っていました。
高萩タクシーの左横を入って数十mの場所ですが、ここの周辺もほぼ更地や駐車場になっており、いずれは
クリアランスされてしまうのでしょう。






 以上、11年間の茨城県高萩駅周辺の模様でした。
次回、タイムスリップシリーズで、2010年の東京・杉並の阿佐ヶ谷住宅を特集します。
これまた今は失われた風景ですが、つい最近まで残っていた風景、ご期待ください。






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