(あらすじ)
あなたは“その過去”を知っても友達でいられますか?
埼玉の小さな町工場に就職した益田は、同日に入社した鈴木と出会う。
無口で陰のある鈴木だったが、同い年の二人は次第に打ち解けてゆく。
しかし、あるとき益田は、鈴木が十四年前、連続児童殺傷で日本中を震え上がらせた「黒蛇神事件」の犯人ではないかと疑惑を抱くようになりー。
少年犯罪のその後を描いた、著者渾身の長編小説。
薬丸岳の作品はコレが初。
以前から気になってて、ずっと読んでみたかった。
感想は…重い!本も重ければ、内容はもっと重い!
でも、520ページ超の長編をほぼ一日で読み切ってしまう程、グイグイと引き込まれ、読み応えがあった。
全体的に暗く重い内容やったけど、最後の勇気ある一人の男の行動が小説全体を引き締めていて、清々しいとまでは言わないけど、読了後に少しホッとした感じを受けた。
自分の身の回りで同じようなことが起こったら、どうするか?を考えてみたが、簡単に答えは見つかりそうにない。
面白かったから、薬丸岳の小説はこれからも読んでみたいと思う。
★★★★
あなたは“その過去”を知っても友達でいられますか?
埼玉の小さな町工場に就職した益田は、同日に入社した鈴木と出会う。
無口で陰のある鈴木だったが、同い年の二人は次第に打ち解けてゆく。
しかし、あるとき益田は、鈴木が十四年前、連続児童殺傷で日本中を震え上がらせた「黒蛇神事件」の犯人ではないかと疑惑を抱くようになりー。
少年犯罪のその後を描いた、著者渾身の長編小説。
薬丸岳の作品はコレが初。
以前から気になってて、ずっと読んでみたかった。
感想は…重い!本も重ければ、内容はもっと重い!
でも、520ページ超の長編をほぼ一日で読み切ってしまう程、グイグイと引き込まれ、読み応えがあった。
全体的に暗く重い内容やったけど、最後の勇気ある一人の男の行動が小説全体を引き締めていて、清々しいとまでは言わないけど、読了後に少しホッとした感じを受けた。
自分の身の回りで同じようなことが起こったら、どうするか?を考えてみたが、簡単に答えは見つかりそうにない。
面白かったから、薬丸岳の小説はこれからも読んでみたいと思う。
★★★★