(あらすじ)
偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。
タイトルは「共病文庫」。
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。
病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。
【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。
斬新なタイトルがスゴく気になってて前から読みたいと思ってた。
でも、恋愛小説やと知って、一歩引いてた。
仙台行きの飛行機のお供にと思い、関空で購入した。
主人公の名前が【クラスメイト】などと名前でなく、仮称で呼ばれていることに、最初は違和感を覚えたけど、途中からはスラスラと読めた。
後半にサプライズ的な展開があったり、ある程度予測出来ていた結末になってるけど、涙なしには読めなかった。
特に主人公が「共病文庫」を読むくだりでは号泣やった。
家の中やって良かった(笑)
コレがデビュー作とは!
今後がスゴい楽しみな作家が誕生したと思う。
「また、同じ夢を見ていた」も読んでみたいと思う。
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★★★★★
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偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。
タイトルは「共病文庫」。
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。
病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。
【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。
斬新なタイトルがスゴく気になってて前から読みたいと思ってた。
でも、恋愛小説やと知って、一歩引いてた。
仙台行きの飛行機のお供にと思い、関空で購入した。
主人公の名前が【クラスメイト】などと名前でなく、仮称で呼ばれていることに、最初は違和感を覚えたけど、途中からはスラスラと読めた。
後半にサプライズ的な展開があったり、ある程度予測出来ていた結末になってるけど、涙なしには読めなかった。
特に主人公が「共病文庫」を読むくだりでは号泣やった。
家の中やって良かった(笑)
コレがデビュー作とは!
今後がスゴい楽しみな作家が誕生したと思う。
「また、同じ夢を見ていた」も読んでみたいと思う。
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