Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
妊活のおかげでベビーを授かりました。
ベビーのこと・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

鉄の骨

2017-08-04 20:32:37 | 読書
(内容)
中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は“談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。
今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾くー技術力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に「談合」の壁が。
組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治文学新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ。


今、最も大好きな作家 池井戸潤作品。

もちろん池井戸作品も制覇を目指してる。

もう半分くらいまではいったかな?

今回はゼネコンにおける談合の話。

談合のことは知ってたけど、なぜ行われてるかという事情までは知らなかった。

そういう意味で、いい社会勉強になったと思う。

他の池井戸作品に比べて勧善懲悪に正義で立ち向かうという構図ではない。

なので、読了後のスッキリ感はやや乏しい。

それでも最後の入札の場面はハラハラドキドキした。

まだまだ読み続けたい池井戸作品。

次は何を読もうかな?

(★★★★☆)