(内容)
毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。23年後、刑事となった相馬は、少女失踪事件の現場で同じ印を発見する。相馬の胸に消えた親友の言葉が蘇る。「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」あの夏、本当は何が起こっていたのか。今、何が起ころうとしているのか。人が犯した罪は、正しく裁かれ、正しく償われるのか?司法の信を問う傑作ミステリ。日本推理作家協会賞候補作。
太田愛作品は昨年の年末に読んだ「犯罪者」に続いて2作目。
「犯罪者」に登場した鑓水、相馬、修司が再度登場する。
それぞれのキャラが前作で頭の中に入っていたのですんなり入り込めて楽しめた。
相馬の小学生時の夏休みの思い出から始まる。
季節感も良くて、なんとなく子供の時の夏休みを思い出した。
冤罪という少し重く難しいテーマだったがハラハラドキドキの展開でかなり面白い。
同じシリーズでもう1作品あるみたいなので、そちらもいずれ読んでみたいと思う。
★★★★☆
毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。23年後、刑事となった相馬は、少女失踪事件の現場で同じ印を発見する。相馬の胸に消えた親友の言葉が蘇る。「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」あの夏、本当は何が起こっていたのか。今、何が起ころうとしているのか。人が犯した罪は、正しく裁かれ、正しく償われるのか?司法の信を問う傑作ミステリ。日本推理作家協会賞候補作。
太田愛作品は昨年の年末に読んだ「犯罪者」に続いて2作目。
「犯罪者」に登場した鑓水、相馬、修司が再度登場する。
それぞれのキャラが前作で頭の中に入っていたのですんなり入り込めて楽しめた。
相馬の小学生時の夏休みの思い出から始まる。
季節感も良くて、なんとなく子供の時の夏休みを思い出した。
冤罪という少し重く難しいテーマだったがハラハラドキドキの展開でかなり面白い。
同じシリーズでもう1作品あるみたいなので、そちらもいずれ読んでみたいと思う。
★★★★☆