(内容)
おまえは俺を殺した。俺の魂を殺した――
1995年、阪神淡路大震災。その混乱のまっただ中で、衝動的に殺人を犯してしまった男。それを目撃していた女。二人は手を組み、東京に出ていく。女は、野心を実現するためには手段を選ばない。男は、女を深く愛するがゆえに、彼女の指示のまま、悪事に手を染めていく。やがて成功を極めた女の、思いもかけない真の姿が浮かびあがってくる。彼女はいったい何者なのか――謎が謎を呼び、伏線に伏線が絡む。驚愕のラストシーンまで一気呵成の読みごたえ。ミステリーの醍醐味にあふれた傑作大長編。あの名作『白夜行』の興奮がよみがえるミリオンセラー。
月一東野圭吾。
今月は東野圭吾作品としては超長編の「幻夜」を読んだ。
「白夜行」の続編と思っていたが、続編ではなく関連作品と思った方がいいと思う。
なので、どっちから先に読んでも問題ないと思う。
美冬と雅也が阪神大震災で出会い、裏で繋がりながら共犯関係を築いて行く感じは「白夜行」と同じような展開。
捕まらないでいて欲しいという気持ちと、少しずつ追い詰められて行く感じがリアルに描かれてハラハラドキドキする。
結末はややあやふやな感じで終わるが、色々と想像させられて、東野圭吾の術中にはまった感じ。
700頁超えの長編を苦もなく読ませる東野圭吾のスゴさを改めて感じさせられた。
★★★★★
おまえは俺を殺した。俺の魂を殺した――
1995年、阪神淡路大震災。その混乱のまっただ中で、衝動的に殺人を犯してしまった男。それを目撃していた女。二人は手を組み、東京に出ていく。女は、野心を実現するためには手段を選ばない。男は、女を深く愛するがゆえに、彼女の指示のまま、悪事に手を染めていく。やがて成功を極めた女の、思いもかけない真の姿が浮かびあがってくる。彼女はいったい何者なのか――謎が謎を呼び、伏線に伏線が絡む。驚愕のラストシーンまで一気呵成の読みごたえ。ミステリーの醍醐味にあふれた傑作大長編。あの名作『白夜行』の興奮がよみがえるミリオンセラー。
月一東野圭吾。
今月は東野圭吾作品としては超長編の「幻夜」を読んだ。
「白夜行」の続編と思っていたが、続編ではなく関連作品と思った方がいいと思う。
なので、どっちから先に読んでも問題ないと思う。
美冬と雅也が阪神大震災で出会い、裏で繋がりながら共犯関係を築いて行く感じは「白夜行」と同じような展開。
捕まらないでいて欲しいという気持ちと、少しずつ追い詰められて行く感じがリアルに描かれてハラハラドキドキする。
結末はややあやふやな感じで終わるが、色々と想像させられて、東野圭吾の術中にはまった感じ。
700頁超えの長編を苦もなく読ませる東野圭吾のスゴさを改めて感じさせられた。
★★★★★