(内容)
「先生に、私の全てを知ってもらいたいのです。私の内面に入れますか」心療内科を訪れた美しい女性、ゆかり。男は彼女の記憶に奇妙に欠けた部分があることに気付き、その原因を追い始めるー。傷つき、損なわれたものを元に戻したいと思うことは冒涜なのか。Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した傑作長編小説。
「先生に、私の全てを知ってもらいたいのです。私の内面に入れますか」心療内科を訪れた美しい女性、ゆかり。男は彼女の記憶に奇妙に欠けた部分があることに気付き、その原因を追い始めるー。傷つき、損なわれたものを元に戻したいと思うことは冒涜なのか。Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した傑作長編小説。
テレビで浜辺美波がオススメ本として紹介していたので読んでみた。
登場人物が少ない中で文面が一人称で書かれているので、最初の方は誰かがわからなく頭の中が混乱した。
後半に入ると意図的にそう書かれていたことがわかり遡って読み直すことに。
200頁にも満たない短い小説なのだが、読むのに少し時間がかかってしまった。
暗くて恐ろしい作品。
宮崎勤のことなども書かれていて知らなかったことも知ることが出来た。
しかし、個人的には難解で好きになれない。
中村文則作品は「教団X」以来の2作目だが、これも合わなかった。
どうやら相性が良くなさそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/3f/d2774547e1a6883bc34cb1e7ebe3947d.jpg?1598392509)
★★☆☆☆
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