(内容)
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。偽りの母子の先が見えない逃亡生活。そしてその後のふたりに光はきざすのか。心ゆさぶるラストまで息もつがせぬ傑作長編。第二回中央公論文芸賞受賞作。
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。偽りの母子の先が見えない逃亡生活。そしてその後のふたりに光はきざすのか。心ゆさぶるラストまで息もつがせぬ傑作長編。第二回中央公論文芸賞受賞作。
映画は何度も観てストーリーは頭の中にインプットされている状態での初読み。
映画同様、心を揺さぶられた。
希和子や薫(恵理菜)の心理状態が上手く描写されていて、男である自分であっても色々と考えさせられた。
女性ならもっと色んなことを考えさせられるのではないか?と思うから。
小説でも小豆島の美しい情景が表現されていて、久しぶりに小豆島に行ってみたいなー。
キレイな景色を妻と娘に見させてあげたいなあーと思った。
重い話しではあるが、なんとなく前向きになれる作品。
来年の夏頃にはコロナがおさまって小豆島に旅行に行けたらいいなあ。
★★★★★
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