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ストレスは脳細胞を破壊する

2011-07-07 18:01:30 | インポート
 人はストレスがかかると、副腎皮質からステロイドホルモン・コルチゾール(cortisol)が分泌され、ストレスを防御する働きをするといわれています。
 短期的には、コルチゾールがうまく作用して、ストレスに対してうまく脳や体が対応できるように作用して役立つようですが、慢性的なストレスの場合は、神経細胞がエキサイトしすぎて、ついには神経細胞が死んでいくといわれています。
 「危険な脳はこうして作られる」(吉成真由美著)によると、ケニアで農作物を荒らすヒヒ猿を大量に捕獲して、ボス猿と一緒に狭い檻に入れておいたところ、多くの下級猿たちが、ボス猿から逃れられない生活のストレスから、胃潰瘍や大腸炎、脳の記憶に関係する海馬体の萎縮等により次々と死んでしまったといいます。
 逆に不妊治療に心身共に疲れた人が「ストレスとうつ病のクリニック」に通い始めたところ6ヶ月以内に44%から60%の人が妊娠したといいます。ストレスをコントロールすることがいかに大切なことかおわかりいただけたでしょうか。
 


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