東京の田舎から

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米朝会談

2019-02-27 21:51:59 | 時事問題
ハノイで開催されている米朝会談であるが、米国は、本当に北朝鮮が核廃棄をすると考えているのであろうか? このブログでは、過去に、その可能性はないことを書いている。
北朝鮮は、核とミサイルを持ったために、超大国である米国と渡り合えることに「味をしめている」筈である。この美味しい「味」を諦める筈はない。「あーだ、こうだ」と引き伸ばすであろう。
金正恩の任期は、「死ぬまで」である。対する米国のトランプ大統領は、現在の残り任期が2年、再選されても+4年の合計8年である。当然に、その後はどうなるかは判らない。また、オバマ大統領のような「甘い」大統領になる可能性もある。
 このように民主主義国家は、独裁国家の取れる戦略に比べて、政策の継続性は劣る。金正恩は、このことを充分に理解しているであろう。更に、後6年内に北朝鮮は韓国を併合できる可能性が高い。韓国は、北朝鮮の核を残したままに併合されるつもりのようである。。
 このように考えると、北朝鮮は、米国を騙すことに最大の努力を図るであろう。
 日本にとって、北朝鮮は、拉致問題の解決しかない。しかし、核廃棄という嘘で、カネだけ取られてしまう可能性もある。拉致問題の解決には、金正恩“王朝”の崩壊しかない。金正恩は、自分の身内でさえ、高射砲で撃ってバラバラにして処刑というリンチをする悪鬼のような輩である。「人権」などというコトバは知らないであろう。
 このようなことから、明日の会談結果の発表は眉に唾をつけて聞くべきである。
 なお、北朝鮮が仮に「核廃棄」するとして、日本が経済援助をする理由はない。そもそも、戦後の経済協力として、北朝鮮の分も含めて、日本は韓国に渡してある。その中から、韓国が支払えば良いのである。
 日本に取っての北朝鮮は、日本人の拉致、監禁をした重大な犯罪国家である。カネを渡す理由はない。北朝鮮からの謝罪と賠償を受ける立場である。


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