東京の田舎から

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日本にとっての脅威

2019-08-31 11:46:52 | 時事問題
◆北朝鮮の短距離ミサイル実験
 北朝鮮は、米韓軍事演習を理由に短距離ミサイル実験を繰り返した。この本音は「実験したかった」ところ、「米韓軍事演習」という口実ができたのである。ところが、日本のマスコミでは、単に「米韓軍事演習に反発してミサイルを撃っている」程度にしか報道されない。このためであろうか、日本で、このミサイル実験に危機感を持っている人は少ないように感じる。
 今回の北朝鮮のミサイル実験は、従来のミサイルとは異なり、打ち上げられたミサイルが、落下途中に再度、推進力を使い、軌道を変更して飛行させて命中させるという、極めて高度な方式がとられている。そのため、迎撃は、ほぼ不可能と言われている。なお、この技術は、米国の技術が、「どこぞの国」から流出した可能性が高いと考えられている。
 
 韓国の文在寅政権は、日本との日韓秘密軍事情報保護協定(General Security of Military Information Agreement;GSOMIA)を破棄して、北朝鮮にすり寄っている。そして、この「破棄をしないように」という米国の説得を無視した。おまけに、「米国の了解は事前に得ていた」など、「嘘」まで平然と言う。
 今までの韓国の繁栄は、米国の軍事力と日本の経済力の恩恵で成り立っていたことなどは、無かったが如しである。米国は当然に激怒している。日本は少し怒っている?
 その結果、米韓同盟が解消されたとき、南北朝鮮は、完全な統一の前に、ゆるやかな統一をするであろう。それは、軍事、外交面で北朝鮮が主導権を持った統一になるであろう。

 そのとき、日本は対馬海峡を隔てて、超の付く反日国家と対峙することになる。今回の、韓国に対する「ホワイト国」(8月からはグループA)から、「普通の国」の扱いであるグループBにしただけで、韓国は、日本を言葉汚く罵り、「元に戻せ」と強力な主張を繰り返す。
 このことから類推すれば、核弾頭を持ったままに、統一朝鮮となったとき、今までの反日からして、「いつ何時、ミサイルを撃たれるか」判ったものではない。特に、現在の日本の憲法では、事前に、日本が攻撃されると判っていても、敵基地を先制攻撃することは難しい。それを知っているので、ミサイル攻撃がされる可能性がある。そして、少なくとも、核による恫喝で「無茶苦茶」な要求を突き付けて来るであろう。
 そして、攻撃を受けた後では反撃能力すら、無くなっている可能性が高い。

 なお、現在の核弾頭は、広島・長崎に落とされた核爆弾の比ではない、強力な破壊力を持っている。数発で日本は壊滅である。したがつて、現在のままでは、日本は恫喝に屈するしかない。なお、統一朝鮮の背後にはチャイナがいる。このため、米国も自国民を危険に曝す恐れがあり、日本の味方はできない可能性が高い。
 従って、日本は独自の核武装をしなければならない。これは、核が好きとか嫌いとかの問題ではない。・・・好きな人はいないと思うが・・・。

 ところで、日本にとっての天佑は、南北統一まで、少しの時間的猶予があることである。その理由は、
・北朝鮮と韓国の人口差である。北朝鮮と比べて2倍の人口がある韓国と一緒になった時、金正恩“王朝”は維持が更に難しくなってしまう。
・経済規模の差が大きすぎる。韓国のGDPとの差は、僅か150分の1である。この大きな格差が、北朝鮮の一般人に判ってしまう。これば、金正恩にとって、危険なことである。

 これらの差を埋めないと完全な統一は出来ないであろう。日本にとっては時間稼ぎが可能なのである。この天から与えられた時間を使って、憲法改正は当然のこと、核弾頭の保有を含む国防力を強化しなければならない。そうしないと、日本は、統一朝鮮から永久に搾取され続け、滅亡してしまう可能性が高い。朝鮮民族は、日本に対しては「どんなに酷いことをしても許される」と信じているのである。
 加えて、日本の周囲は、核保有国ばかりである。現状は「ボーと生きてんじゃねぇよ!!」と言いたくなる平和ボケである。

 日本は、早急に憲法改正をすると共に、核武装を急がなくてはならない。

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