6月2日(日)「新庁舎について副市長と語ろう」という新庁舎建設市民懇談会が市役
所であり、出席しました。
新庁舎の建設については基本構想(案)が昨年まとまり、12月には概要版を52000件
全戸配布し、パブリック・コメントを実施。63人、3団体から71件の意見が出さ
れました。今後は新庁舎整備基本計画を策定するため、市民参加の場を設けて多様な
意見を収集するとともにより精度の高い事業費の算出をしていくようです。
副市長は長年にわたり新庁舎建設に当たってきたので今回の企画になったと思います
が、市長が市民の生の声を聞くことも重要だと思います。
当日は24名の市民の方が参加され、議員も私を含めて6名参加しました。
基本構想とこれまでの取り組み、4月の懇談会の結果について説明があり、そののち
質疑応答がありました。
〇国分寺のまちづくりの観点から公共施設全体の配置について考えるべきではないか
?⇒場所については9月か12月までに決めたい。ひかりプラザ、公民館の建て替えも
含めて考えたい。
〇泉町地区の埋蔵文化財の調査は?⇒1年位、お金はかかる。
〇戸倉の建て替えになったら泉町には公共施設は作れるのか?⇒13年前に庁舎建て替
えが始まってから東京都と交渉していて残してもらっている。庁舎以外の建設は難し
い。
〇分散していても窓口カウンター業務があれば、庁内の事務は電子化できるのではな
いか?⇒そういう考え方もある。
〇戸倉の建て替えは難しい。ここに何を持ってくるかだ。⇒戸倉を売却するとは言っ
ていない。駅の整備では国分寺駅北口、西国分寺駅南口は終わっている。次は西国分
寺駅北口と恋ヶ窪駅だ。
〇新府中街道が府中から国分寺が1車線、国分寺から府中が2車線なのはなぜか?⇒
交通量がふえにないように規制しているため。
〇ワンストップサービスについて公民館5館を支所にしてはいかがか?⇒国分寺、国
立にはサービスコーナーがあり、恋ヶ窪には市役所がある。西国分寺にサービスコー
ナーは必要だと考える。
〇新庁舎にホールを併設する可能性はあるか?⇒要望はあった。
〇災害対策拠点機能とあるが、新庁舎の耐震性はどのくらいか?⇒普通の建物の1.5倍。
〇中央線は掘割。橋の耐震性は?⇒橋は耐震補強していて、震度6強を7に上げている。
〇地下を利用しない理由は何か?⇒具体的なことは決めていない。
〇災害時の緊急輸送道路に新府中街道は指定されているのか?⇒今は指定されていな
いが、これまでの例では完成すれば新しい道路に移行している。
などなどいろいろな意見が出されました。
☆
新たにわかったことは、①警察は都道府県管轄で、消防署は土地は市が買い建物は東京都
が建てるが、消防事務は市が都に委託していて年間14億円委託費を払っている。②住民
投票は3000万位費用がかかる。
とのことでした。
戸倉の建て替えか泉町に建てるか、本当に悩ましいですね。泉町の場合は議会の特別議決
=2/3が必要なので議員の責任も重いです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます