及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

代表質問①全体的なこと(2/25)

2024-03-06 14:31:03 | 日記


2月25日(日)会派を代表して市長に質問しました。

1、全体的なこと

(1)人口ビジョンについて
〇人口ビジョン第3版が昨年12月に発表された。総合ビジョンにあわせて2015年、2019年と4年ごとに策定されている。市の施策を作る際のベースの資料だ。できてすぐは良いが数年たつと人口推計と実際の人口にずれが生じてきている。この点についてどう考えるか❔

⇒非常に予測は難しい。なるべく正確な数字をとりたいと思っている。今のところ4年ごとにしている。

〇中間の2年で微修正はできないのか?

⇒市にはいろいろな計画がある。今回全部の数字を新しい人口ビジョンにあわせた。できる限り正確な情報をとらえていきたい。

(2)予算規模について

〇一般会計予算が636億円で前年比75億円増は大きいのではないか❔人口規模がほぼ同じ小金井市より100億円も多い。

⇒予算規模が大きいという事はそれだけ事業が多いという事。庁舎建設などで増えたが、決算ベースではそんなに大きくない。令和5年度で600億を超えている。事業をやるからにはある程度の予算規模はやむを得ない。

〇予算編成方針に経常収支比率が高どまりしている状況を念頭に既存事業のスクラップ等により必要な財源を確保し形骸化した事業、所期の目的を達成した事業は廃止するとある。廃止した事業はどのくらいあるのか?

⇒縮小も含めてスクラップ&ビルドだ。今回心がけたのは経常費のところまで切り込んで見直しを行った。

(3)大型事業について

〇当市は数年前まで国分寺駅北口再開発事業が最優先事業でその後新庁舎建設を進め、他の事業は後回しだった。新庁舎が完成するので次のフェーズに入っている。喫緊の課題としてリサイクルセンターの建設、現庁舎用地の複合公共施設建設があり、そのほかにも西国分寺駅北口整備、黒鐘公園の土地の買い取りや老朽化した公共施設の整備などの課題を抱えている。同時進行が避けられないが市の大まかなスケジュールはどうなっているのか?

⇒北口再開発は長年にわたる懸案であったが、あれが動いたことで市税が増えたというような良い回転になった。懸案事項を1つ1つ変えていくことは財政にも好転の影響を与える。庁舎についても同じことが言える。分散庁舎の無駄も1か所に集まるので良い影響がでるだろう。
⇒当市は借り物が多かった。黒鐘公園やテニスコートなど使用貸借だと固定資産税が入って来ないのでそういったものを1つ1つ解決していかなければならない。大型工事はお金がかかるがそれをやることで次の財源を生み出していく効果もあるのでトータルに考えたい。
⇒一番の悩みは鋼材、労賃の値上げだ。

〇西国分寺駅北口駅前エリアの懇談会に出ている。北口は昭和54年=1979年に南口と併せて整備する予定がとん挫して45年たっている。2020年にまちづくり計画が計画が具体化してきているが具体化するとまた反対意見がでてきて容易にまとまらない嫌な予感がしている。何より問題なのは整備がいつになるか全く見当がつかないのでこのまま話しあっても意味があるのかという意見がでてくるのではないかと恐れている。駅前はまちの顔なので整備スケジュールの明確化をお願いしたい。

⇒駅前整備は難しい。周辺の方も含めて意見を十分に聞いていくことになる。時間がかかったことは心を痛めている。できる限り皆さんの声を聴きながら前に進めていきたい。

(4)市税収入について

〇市税は当市の収入の根幹だ。15才から64才までの生産年齢人口が2025年がピークになり財政運営に重大な影響が出ることは必至だ。市の考えは❔

⇒人口全体は伸びたが生産年齢人口の伸びはあと2年だ、0才から5才も減少傾向になる。流入人口がなかなか読めない。人口に合わせてGXも進めながら経費の削減に努め、いろいろな工夫をして市税収入の順調な確保に努めたい。

〇ふるさと納税について次年度は流出が9億円を超えると聞いている。市の考えと対応についていかがか❔

⇒大反対だ。早く廃止して欲しいと一貫して訴えている。返礼品で取り戻せるのはわずかで市にとっては非常に厳しい状況だ。

〇流出対策をとっている自治体も多い。これだけ流出しているのを知らない市民もいると思う。何らかの対策をとるべきではないか❔

⇒本当に市民の方々にご理解いただきたい。いろいろなツールを使って広報、啓発していきたい。



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