3、JR中央線のホームドアについて
〇以前に視覚障がい者の方がホームに転落した事故があった際にホームドアの設置を要望した。今この中央線のホームドアについてどうなっているか教えて欲しい。
⇒令和4年4月のJRのプレスリリースでは東京圏の在来線の主要路線全駅へのホームドアの設置については一年前倒しして2031年度末までに整備を目指すと発表されている。東京-立川間の中央線快速については優先的に整備する区間とされている。
〇7月西国分寺駅周辺のお宅に中央線の快速ホームで7月下旬から来年の1月下旬まで夜間のホーム改良工事をするというお知らせの紙が配られてホームドアの工事ではないかとの質問を受けたがどうなのか❔
⇒JR東日本八王子支社に確認したところ、これはホームドアを据えるための準備工事ということだ。機械工事の実施時期については世界的な半導体不足の影響で予定が見えていないということだ。
〇ホームドアの土台工事をするが完成については未定ということを理解した。
〇JRの2022年度のホームドアの設置予定について調べたら、6/5から飯田橋駅で使用が始まり(写真)、東中野駅でホームの改良工事が終わっている。南武線では武蔵溝ノ口、登戸、府中本町、谷保、立川で使用開始と聞いて近づいてきていると思った。
〇工事の順番、優先順位は何か基準があるのか❔
⇒乗車人員や車両の扉の位置を考慮しているようだが、並行して進めている中央線の12両化のためのホーム延伸工事の兼ね合いもあるため一律に順番が決まっているわけではない。
〇実は今年、西国分寺駅では飛び込み事故が多くて私が知っている限りで3件もあった。そのうち1件ではホームにいた方も複数被害にあったと聞いている。ぜひ早く設置して欲しい。
〇費用がすごくかかると聞いたが最近は簡易式もできているらしい。費用はどうなっているのか❔
⇒設置費用は駅の状況により変わる。一般的には費用分担は都と市があわせて事業費の1/3。JRは今年度鉄道バリアフリー料金制度=バリアフリー化費用を運賃に上乗せする受益者負担制度を発表している。これまでの助成スキームとは違ってくる可能性もある。
〇料金に10円上乗せということも発表されている。
〇事故防止の面からも早急に工事を進めていただきたい。また動きがあったら知らせてほしい。
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