〔諸国漫遊@見聞ログ〕(続)写真する山旅人

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20200806 真夏の名花を探索ウオーク〔三好市の黒沢湿原〕下山後は地元の名湯で汗流す

2020-08-06 | 〔歩く徳島 第一歩 全52コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

昨夜の泊地は、当初予定していた▲中津山頂を諦め、中腹の路肩広場で泊まっていた。

狭路でクルマが鉢合わせしないように、早めに下る事にした。

[途中で、雰囲気あるガスの夜明けが見られた]

 

南側から黒沢湿原への上り口になっている、今回のウオーキングコース出発点の松尾川温泉に向かった。

[朝もやに煙る松尾川を少し遡る]

 

間もなく、山奥の渓流沿いに建つ「松尾川温泉」に到着した。

[湯治棟もある名湯で知られる「松尾川温泉」]

 

ここが今旅のメインで、南側から三好市の黒沢湿原へと向かう〔歩く🚶徳島 第一歩 全52コース〕の最終コース(52/52)出発点になっている。

目的は、湿原に咲く真夏の希少種「ヒツジグサ」と「サギソウ」の花の観賞である。

[松尾川を渡って、狭い遊歩道を集落内に上って行く]

 

[集落を彩る小さな花々に見送られ、急坂の遊歩道を進む]

 

集落を離れ高度を上げていくと、遊歩道が朝もやに包まれてくる。

[朝もやから朝日が射してきた]

 

[朝もやに朝日が射して幻想的な展望所周辺]

 

[展望所からの眺望、▲国見山(左下)、▲中津山(右下)か?]

 

 

[松尾川の谷間からガスが沸き上がる、奥山は▲国見山か?]

 

更に高度を上げていくと、涼場「たびの尻滝」が現れた。

[山奥に繊細な流れの滝が現れた]

 

[夏は涼に、秋は紅葉に良さそうだ]

 

直ぐに、黒沢湿原への一角に到着した。

[綺麗に整備されたトイレ棟があった]

 

ここから湿原内の遊歩道が始まった。

[湿原の夏草をクモの巣が繋ぐ]

 

[夏によく見る、白花の明暗]

 

 

[深緑に包まれた湿原]

 

 

[湿原に佇む黒沢大師]

 

 

そして、この湿原で見られる真夏の希少種「ヒツジグサ」が咲き乱れる池が現れた。

 

ここから始まる「花見トレックの記事ページ」はコチラから。

[花言葉は「清純」、純白の大輪]

 

 

[広い地塘に咲き出したヒツジグサが散らばる]

 

 

[ややピンクがかったヒツジグサ2輪]

 

その後、黒沢湿原を上空から見下ろす展望台へ行ってみた。

[山中に開けた黒沢湿原を見下ろす]

 

[展望台から黒沢湿原を見渡す]

 

[左奥には▲国見山だろうか?]

 

展望台を下りてからは、湿原正面にある「サギソウ園」で真夏の名花を花見した。

[地元の三縄小学校の子供達が大切に育てたサギソウ園]

 

[純白のサギソウが舞い降りた園内]

 

[湿原に舞い降りるサギソウ(下)と飛び立つ純白のサギソウたち(上)]

 

 

[暑い中、ガンバル皆さん]

 

ここで初めて今回やっと、日中に人と出会ったという印象であり、それでも十人足らずの静かな花見であった。

[こちらの花言葉も「清純」、そのものだ]

 

[黒沢湿原の正面入口付近に「サギソウ園」(下)、中央部に「ヒツジグサ」咲く池

 

 

[中央部にヒツジグサ咲く池を見下ろす]

 

花々の撮影終了後は、木陰の休憩所で軽食後に陽射しを避けて横になり、しばらく休憩していた。

横を通る人も疎らで、「密」には縁遠い印象であり、避暑気分も十分であった。

その後は、Uターンして松尾川温泉まで下った。

[集落の民家に植えられた小さな花々に迎えられ下山]

 

[出発した松尾川周辺を見下ろす]

 

[下山後は、地元の名湯「松尾川温泉」で汗流す]

 

ここは、山中で出会った岳人からもよく勧められた温泉である。

隣には建物は古そうだが、湯治棟もあるようだ。

ほんのり硫黄臭のする温泉らしい名湯であり、温泉施設もまだ新しそうな印象であった。

また、気にしていた人出も2〜3人と少なく、ゆっくり出来た。

その後夕方には池田町に下り、何時もの中華「菊花楼」で夕食を食べた。

そして今夜は、今春に訪れた美馬市の▲三頭山直下の駐車場(標高700m位)で車中泊にしました。

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20200806 高層湿原に咲く真夏の希少種〔番外(花見)ウオーク/黒沢に咲く「サギソウ」と「ヒツジグサ」〕花言葉は共に「清純」

2020-08-06 | 〔歩く徳島 第一歩 全52コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

今旅のメインの目的であった、黒沢湿原に咲く真夏の希少種「サギソウ」と「ヒツジグサ」を、じっくりと見て回った。

黒沢湿原は標高550mの山上盆地に細長く広がる湿原で、野花の宝庫として日本の重要湿地500に四国で唯一選定されている湿原である。

[黒沢湿原の正面に「サギソウ園」(下) / 中央部に「ヒツジグサ」咲く池(上)]

 

今回のウオーキングでは南側から黒沢湿原に入ってきたので、

先ずは中央部に「ヒツジグサ」咲く広い池が見えてきた。

[広大な池いっぱいに咲き出した純白のヒツジグサ]

 

[池を横断している飛び石からぐるり見渡す]

 

[山中に咲く「純白」の大輪]

 

[花言葉は見たままに「清純」]

 

ヒツジグサ咲く池は二カ所に分かれてあった。

[こちらには、ホンノリ色付きだしたヒツジグサ]

 

[ピンク色がかったヒツジグサ]

 

[ピンクに成熟した希少種ヒツジグサ]

 

[ほんのりピンク色のヒツジグサが目立った]

 



そして、もう一つの希少種は今回のお目当て「サギソウ」である。

本来の正面入口付近に広い「サギソウ園」が現れた。

[舞い降りた、真夏の名花「サギソウ」]

 

[地元の三縄小学校の子供たちが大切に育てたサギソウ園]

 

[真夏の湿原で優雅に舞うサギソウ]

 

[サギソウ以外にも夏の花が見られた]

 

[真夏の湿原に純白のサギソウが降り立つ]

 

[純白のサギソウが優雅に舞う]

 

[こちらの花言葉も「清純」に納得する]

 

標高550mの黒沢湿原でも真夏の名花は、さすがに暑い中での観賞となった。

[飛び立つ純白のサギソウ群]

 

[暑い中、ガンバって撮影する皆さん]

 

なお、中央部にもあったサギソウ園は、まだ殆ど咲いていないようだ。

 

また次の機会には、サギソウに先立って6月に咲くピンク色の「トキソウ」の花も見てみたいと思っている。

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