〔令和5年〕
<里山の赤>徳島県神山町
昨年は父の葬儀と(続々)コロナ禍により、春の花見時期以降は県外に出る事もなく、近くの里山を見上げるばかりでした。
昨年の「深山の白」に対比する「里山の赤」、去年から決めていました。
時間は有限なんだけど…。
時間がたっぷりあっても、ブログの更新が早春以降滞っているのが情けない。
〔令和4年〕
<深山の白>徳島県那賀町
昨年もコロナ禍が蔓延する中、県内深山(▲南高城山)で初夏の陽光を浴びたシロヤシオ群が白く輝く珊瑚礁のように清々しかった。
昨年の上期は、まずまずの出足だったが、全国的にコロナ第五波が蔓延し出すと一気に意気消沈、肥満から老化が進み近隣の里山歩きに終始、ブログの更新も4月中旬以降滞ってしまっているのが情けない。
〔令和3年〕
<里山回帰>徳島県徳島市入田町
昨秋の県内紅葉旅の最終日、▲西龍王山の中腹に立つ第13番札所の奥の院「建治寺」から石井町の里山▲気延山から続く尾根筋を眺めた1コマである。
昨年はコロナ禍で、静かな里歩き、山歩きに終始「里山回帰」の年となりました。
なお、世間はコロナ一色で騒々しいが、里の花々や山の紅葉は例年にも増して彩り豊かでした。
〔令和2年〕
<清心の悟り> 徳島県鳴門市大島田
昨年たくさん回ったウオーキングの途中、徳島県鳴門市島田島で立ち寄った早朝の古代ハス群落である。
ここのハス群は、1951年に千葉市の落合遺跡で発掘された古代種を発芽させ育成し、島田島での観光資源としたものである。
ハスの花は、早朝に咲きだし昼前には閉じていく、しかも1年の内で3〜4日の短命であるという。
花言葉は「清らかな心」「神聖」で、泥水を吸い上げながらも美しい大輪を咲かせるハスの様子は、仏教にも継承され智清や慈悲の象徴として、死後の極楽浄土に咲く花としても親しまれている。
〔平成31年(令和元年)〕
<有終の美> 広島県 比婆山登山道
中四国山行旅行に出た一昨年の秋、広島県の比婆山連峰を登山中にふと目が留まった。
朝日を受けた色どり鮮やかな落葉の絨毯が、平成の終了と重なった昨今になって思い出された1コマである。
なお題名は、今年でなければ「憂秋の美」だっただろう。
「災いの平成」が終わりを告げ、災い転じて福となす如く、猪突猛進出来ますよう祈念したい。
◆平成6年から始めた写真年賀状の変遷〔平成6年~令和5年〕現計30枚