
午後からは、三好市井川町辻地区の旧街道を歩くコースを目指した。
ところが、ここも旧道に入れば道幅が狭く、クルマを停められる駐車場も見当たらなかった。
考えていた金竜山公園へも、入る口さえ見つけられなかった。
案内看板を行き過ぎた辺りで近くの人に聞いてみたが、近くに空地はないそうだ。
結局、旧道沿いの山側広い場所の道沿いに停めて出発した。
[井内集落に向かう新道トンネル下と交差する、旧道沿いにクルマを停めて出発した]
この井川町辻地区は、その昔から奥の祖谷や井内谷村へ向かう交通の要衝、商業の中心地として栄えた場所のようだ。
[前の信号で国道192号線と合流する旧道]
[池田高校辻校で東側へ折り返す]
[国道沿いから辻集落を眺める]
[井内谷川沿いに出来た、トンネルを抜け奥の井内谷集落へ続く新しい県道]
[うだつも見られる旧道沿いの街並]
[旧道沿いの街並、奥には金龍山か?]
白壁の家屋も見られる。
地元の酒屋が現れた。
[大正2年創業の芳水酒造]
さらに進むと、吉野川に架かる赤い吊橋「美濃田大橋」が現れた。
橋の両側が歩道になっているので、奥まで渡ってみた。
この橋はクルマ一台しか通れず信号もないので、対向車が見えたら待つのが暗黙のルールである。
[青空と赤い吊橋、静かに流れる吉野川がベストマッチの風景]
[静かに吉野川が淀む、美濃田の渕]
[独特の奇岩も見られる]
この辺りは、美濃田の渕と言われるように、淀んだ流れが特徴である。
[列車もノンビリ走る、辻地区方面を眺める]
橋から眼下を覗くと、薄いエメラルドグリーンに透き通った川底の吉野川が眺められる。
[陽射しに揺らぐ、川底の煌めき]
ここは、春のサクラの時期がベストだろう。
[橋から吉野川越しに辻地区方面を眺める]
吊橋をUターンして戻ってきた。
[左側奥に、国道から分岐して、歩いてきた旧道入口がある]
[楠神社の前を山すそ方面に歩いた]
[今度は、山すそ側から芳水酒造や美濃田の吊橋を眺めて帰る]
こうして再び、今は静まり返った辻地区の旧街道沿いを戻ってきた。
その後は夕方までに間に合うよう、▲塩塚峰のある塩塚高原展望台を目指して走った。