〔諸国漫遊@見聞ログ〕(続)写真する山旅人

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20190527 人里近い深山幽玄の世界〔神山町雨乞いの滝〕酷道193号線を北上して今行程を終了

2019-05-27 | 〔歩く徳島 第一歩 全52コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

夕方まで少し時間があるので、ウォーキングコースとしてまだ残っていた神山町の「雨乞いの滝」に向かった。

さすがに中部山系は滝王国だけあって、道沿いに流れ落ちる滝が現れる。

[土須峠の北方で道沿いに現れた、出会い滝]

 

[なるほど、上部で出会った流れが合わさって流れ落ちる「出会い滝」]

 

その後に通る「岳人の森」では、今ならヒメシャガの群落が見られるかも?と、宿の若主人に尋ねたが、最盛期は過ぎたようだったので、今回はパスして雨乞いの滝へ急いだ。

[暗くなる前に、駐車場を出発した]

 

[この滝は一昨年の秋に訪問したので、今回は新緑の時期に再訪した]

 

[神山町内の名所写真がずらり]

 

沢沿いに造られた遊歩道を緩やかに登って行くと、次々に小さな滝が現れる。

夏でも涼しく、家族連れの渓流ハイクにはもってこいだろう。

途中にある滝の規模は小さい。

[不動滝の側には誰が置いたか、タヌキ不動尊]

 

[そろそろ本滝が近い]

 

そして、最後に本滝「雨乞いの滝」が現れる。

神山町役場の直ぐ裏山の裾に位置し、夏でも涼しい深山幽玄の世界を味わえ、日本の滝100選にも入っている名瀑である。

一人静かな深山幽玄の世界へ入って行く。

[右側の優美な流れの雌滝に対し、左側の慎ましやかな流れの雄滝]

 

[雌滝と雄滝の両滝を合わせての「雨乞いの滝」]

 

[新緑の中を優美な流れの雌滝]

 

[新緑の岩肌を流れ落ちる]

 

[繊細な流れの雄滝]

 

[ケルンが積まれた雄滝、何を意味するものか?]

 

[縦位置でも捉えづらい程の長大さ]

 

[新緑の岩肌を流れ落ちる優美な雨乞いの滝(雌滝)]

 

下山後は再び国道193号線に向かい、かなり改良され走り易くなった倉羅峠を北上した。

吉野川市美郷に入り「美郷ほたる館」に立ち寄って、ホタルの活動状況を聞いた。

気温が上がる毎に、ホタルの数も徐々に増えてきたようだ。

6月2日(日)には、ホタル祭りがあるらしい。

ホタルの幼虫自体は意外にも肉食系で、生息状況には人間との共存が好まれ、清流よりも栄養分の豊富な生活用水が必要らしい。

なお、ホタルの輝跡写真の撮影には三脚等の機材と時間が必要であり、今回は話だけにした。

 

その後は夕食と入浴を済ませ、無事帰宅した。

 

◆ 5/22~5/27 徳島県東部~中央部の山海里歩きの走行ルート

 [5/22~5/24:水色ルート、5/25~5/27:緑色ルート、Pマーク:ウォーキング出発点]

 

今回は、徳島県東部~中央部にかけて、残っていた県南山間部のウォーキングコースを歩いた。

清らかな水と爽やかな新緑の中を歩き、豪快な滝歩きやのどかな春の海歩きを満喫するコース設定であり、番外編として所々で山岳展望にも恵まれた。

ただ今の時期には毎年のように見てきた、可憐な高山植物に類する花々について、殆んど巡り会えなかったのが少し残念であった。


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