〔諸国漫遊@見聞ログ〕(続)写真する山旅人

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20200221 別格1番札所「大山寺」を抱く一等三角点の山〔番外トレック/▲大山〕不遇の展望が残念

2020-02-21 | 〔歩く徳島 第二歩 全52+3コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

今日も春の好天予報があり何処かにトレッキングと思い、阿讃山脈にあって▲高尾山よりもかなり標高がある上板町の▲大山に決めて出発した。

登山道は幾つかあるようだが、まだ桜には早いので展望が期待できる、四国のみち自然歩道(山寺のみち)を利用する事にした。

四国霊場四番札所「大日寺」の手前にある休憩所駐車場にクルマを停め出発した。

[10:16 山神社から始まる四国のみちを出発]

 

[最終民家周辺、実はルートロスしていた]

 

[右側から来たが、ここの右折標識を見落としルートロスしていた]

 

[第1展望所を目指して山道を登って行く]

 

この登山道には、第1〜第3の展望所があるようだ。

[第1展望所までは振り返れば、まずまずの眺めである]

 

第1展望所では木々が伸びて展望は無かった。

次の第2展望所まではアップダウンが大きく、コースが合っているのか不安だった。

[第2展望所も、木々が伸びて展望は得られない]

 

第3展望所へもアップダウンがあり、かなりバテた感じである。

[12:15 第3展望所も木々で見晴らしは良くないが、ベンチで昼食にした]

 

アップダウンが多いので早く登らないと、帰り道が不安になってきた。

[ようやく時折、登山道から眺められる▲大山山頂方面、まだ遠い]

 

[やっと大山寺に向かう車道に飛び出た]

 

[ようやく▲旭ヶ丸〜▲雲早山方面の山並みを展望]

 

ここまで来れば、大山寺から山頂までは40分程度らしい。

[ようやく大山寺山門を潜った]

 

[タヌキの作り物が多い参道を登った]

 

長い石段を登ると、ようやく大山寺境内に到着した。

[誰もいない大山寺境内]

 

[13:50 四国霊場別格1番札所「大山寺」の本堂を参拝]

 

[咲き出した梅の木]

 

[境内左側の観音道で山頂に向かった]

 

大山寺と麓の和泉寺を繋ぐ約4kmの古道が「観音道」である。

[急坂の観音道上部には、奥の院(黒岩大権現)がある]

 

波切不動尊の奥に登り、右折れすると電波塔が現れ山頂に到着した。

[14:37 一等三角点▲大山(691m)山頂、近くに珍しい天測点の石柱(右下)]

 

天測点石柱は、天体を観測する事によって、観測地点の経緯度を決める天文測量に使われた八角柱の観測台である。

昭和26年から5年間に全国で48ヶ所の天測点が設けられ、四国では▲大山と高知県の▲五在所ノ峯だけに存在するらしい。

残念ながら、山頂は木々に遮られて展望はない。

一昨日に登った▲高尾山の二倍以上の標高があるのに、その展望が望めないのはもったいない。

[大山寺境内には大きなイチョウの木がある]

 

[境内にはツバキか、サザンカか?]

 

今日の登山道では誰にも会わなかったが、クルマでやって来た2〜3人の参拝者を見かけた。

15:25 境内にあった自販機で喉を潤して帰る事にした。

[ここで車道を離れて右側へ帰る]

 

[唯一見えた南側の展望、▲高丸山頂稜部〜▲雲早山の山並み]

 

[だいぶん日が傾いてきたようだ]

 

[草花はまだ、この程度であった]

 

アップダウンがあるので帰りを急いだ。

 [夕日を受ける▲大山(上)]

 

[時々▲高越山方面の山並みを展望]

 

今の時期でこの展望なので、春以降では余り展望は望めないであろう。

[▲雲早山方面の山並み(上)、▲眉山方面の展望(下)]

 

[夕暮れの吉野川流域を見下ろす、本日の展望ハイライト1]

 

[▲高城山方面?]

 

[最後の展望、本日の展望ハイライト2かな]

 

[18:03 出発した山神社に戻ってきた]

 

何とか暗くなる前に戻って来れたようだ。

[今日の登山ルート、2度程ルートミスをして19km余り歩いた]

 

 

登山道のアップダウンや整備状況等、途中不安もあって疲れたが、正に「里山低山侮る勿れ」であった。


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