二十四節気では、今がちょうど大寒(だいかん)。
1年で最も寒くなる時期です。
確かに、ここ数日ぐんぐん冷え込んでいて、
今週末から来週にかけて30年から40年に一度の大寒波!!!というニュースが・・・。
ホントか?そんなにすごいのか?
と思いながらこのブログを書いています。
受験の時期は、雪のニュースにも敏感になりますね。
さて、表題の句はまたまたまたまた芭蕉。
君火を焚け(あなたは火をおこしなさい)
よき物見せん(よい物を見せてあげよう)
雪丸げ(雪まろげですよ!)
「君」というのは芭蕉のもとを訪ねてきた弟子の曽良(そら)のこと。
芭蕉は雪がよほどうれしかったのでしょう。大きな雪玉を作りました。
それを曽良に見てほしくて、客だというのに火を焚かせています。
芭蕉は当時、伊賀上野に住んでいましたから、さほど雪はなく、
ドカ雪に「きゃっきゃっ」とはしゃいでいるような一句です。
芭蕉の冬の句はどちらかというと、静かでものさびしいものが多いのですが、
意外な一面を垣間見ることができます。
滋賀県でもまた、このような雪が降るのでしょうか?
受験当日は困りますが、自然には逆らえません。
いっそ、芭蕉のように雪を楽しむくらいのゆとりがあってもいいかなと思います。
しかし、あと2週間もすれば節分→立春と一気に春の節目がやってきます。
今日の写真は小6の「中学準備コース」で使っている「Hell0中学生」英語のテキスト。
着々と一歩ずつ春に向かって歩んでいます。
受験生のみんなも、あと少し。あと少しのガンバリですよ!!
甲西・守山教室より鼎でした。