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地中で300kmの距離を突き抜けた!東海村の大強度陽子 ...
www.gizmodo.jp/2010/03/300km.html
2010/03/19 - 茨城県東海村にある大強度陽子加速器施設(J-PARC)のニュートリノ実験施設から生成したニュートリノビームを岐阜県飛騨市神岡町にある検出器スーパーカミオカンデで検出しましたよ。 東海村と神岡町の距離は約300km。スーパー ... 梶田隆章氏にノーベル賞 ニュートリノ質量発見、物理学
東奥日報-3 分前
【ストックホルム共同】スウェーデンの王立科学アカデミーは6日、2015年のノーベル物理学賞を、質量がゼロと思われていた素粒子ニュートリノに質量があることを見つけた梶田隆章・東京大宇宙線研究所長(56)ら2人に授与すると発表した。
人物・概要[編集]
ニュートリノ研究を始めたのは、東大理学部助手になって間もない1986年のことである。優れた研究者・教育者である小柴昌俊教授・戸塚洋二教授のもとで学んだ。ニュートリノの観測数が理論的予測と比較して大幅に不足していることに気づき、それがニュートリノ振動によるものと推測した。ニュートリノ振動とは、ニュートリノが途中で別種のニュートリノに変化するという現象であり、ニュートリノに質量があることを裏付けるものである。これを明らかにするためには膨大な観測データが必要であり、岐阜県神岡町(現・飛騨市)にあるニュートリノの観測装置カミオカンデで観測を始めた。転機となったのはカミオカンデより容積が15倍大きいスーパーカミオカンデが1996年に完成し、観測データが飛躍的に増大してからだった。1996年よりスーパーカミオカンデで大気ニュートリノを観測、ニュートリノが質量を持つことを確認し、1998年ニュートリノ物理学・宇宙物理学国際会議で発表。1999年に第45回仁科記念賞を受賞した。これらの成果はすべてグループによる研究の賜物であった[1][2][3]。
略歴[編集]
- 1981年 - 埼玉大学理学部物理学科卒業
- 1983年 - 東京大学大学院理学系研究科博士前期課程修了
- 1986年 - 東京大学大学院理学系研究科博士後期課程修了。「Search for nucleon decays into anti-neutrino plus mesons(反ニュートリノと中間子への核子崩壊の探索)」で理学博士(東京大学、1986年)。
- 1986年 - 東京大学理学部助手
- 1988年 - 東京大学宇宙線研究所助手
- 1992年 - 東京大学宇宙線研究所助教授
- 1999年 - 東京大学宇宙線研究所教授
- 2008年 - 東京大学宇宙線研究所長
受賞歴[編集]
- 1989年 - ブルーノ・ロッシ賞(米国)(神岡観測研究グループ全体での受賞)
- 1988年 - 朝日賞(スーパーカミオカンデ研究グループ全体での受賞)
- 1999年 - 第45回仁科記念賞
- 2002年 - パノフスキー賞(米国)(スーパーカミオカンデ研究グループ全体での受賞)
- 2010年 - 第1回戸塚洋二賞
- 2012年 - 日本学士院賞
著書[編集]
共著[編集]
論文[編集]
単著[編集]
- 「カミオカンデにおける大気ニュートリノ観測の最新結果」, 『日本物理学会誌』, 49(12), 1994
- 「スーパーカミオカンデにおけるニュートリノの観測」, 『日本物理学会誌』, 52(11), 1997
- 「ニュートリノの質量―スーパーカミオカンデの大気ニュートリノ観測から」, 『科学』, 岩波書店, 68(3), 1998
- 「大気ニュートリノの異常とニュートリノ振動」, 『パリティ』, 丸善, 13(3), 1998
- 「ニュートリノ振動の証拠:スーパーカミオカンデにおける大気ニュートリノの観測から」, 『日本物理学会誌』, 53(10), 1998
- 「ニュートリノの質量の発見―素粒子の標準理論を越える物理への第一歩」, 『科学』, 岩波書店, 69(2), 1999
- 「ニュートリノ振動と質量―大気ニュートリノと太陽ニュートリノ」, 『パリティ』, 丸善, 14(4), 1999
- 「ニュートリノや宇宙線をどのように見るか」, 『可視化情報学会誌』, 19, 1999
- 「スーパーカミオカンデにおける大気ニュートリノの観測とニュートリノの質量の証拠」, 『天文月報』, 日本天文学会, 92(8), 1999
- 「巨大地下実験装置「スーパーカミオカンデ」」, 『特殊鋼』, 49(7), 2000
- 「ニュートリノ天文学」, 『学術月報』, 日本学術振興会, 56(2), 2003
- 「大気ニュートリノ振動の発見」, 『日本物理学会誌』, 58(5), 2003
共著[編集]
- 有坂勝史・藤井忠男・梶田隆章・小柴昌俊ほか, 「陽子崩壊実験Ⅰ:モンテカルロ計算」, 『日本物理学会年会予稿集』, 36(1), 1981
- 有坂勝史・藤井忠男・梶田隆章・小柴昌俊ほか, 「陽子崩壊実験Ⅱ:20インチ光電子倍増管テスト」, 『日本物理学会年会予稿集』, 36(1), 1981
- 中村健蔵・梶田隆章, 「陽子の崩壊―バリオン数の非保存」, 『数理科学』, サイエンス社, 26(11), 1988
- 戸塚洋二・梶田隆章, 「超新星ニュートリノの観測」, 『数理科学』, サイエンス社, 31(1), 1993
- Kearns Edward・梶田隆章・戸塚洋二, 「ニュートリノの質量の発見」, 『日経サイエンス』, 29(10), 1999
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