土曜日は『都市対抗野球』を観戦しに東京ドームへと足を運んだ。
普段より朝が早かったため、目が半開きの状態で電車に揺られていた。
天気予報は100%雨とか言ってたくせに晴れていた。
100%とか言い切ってしまう時に限って、
大体こんな結果になるような気がする。
どんなに自信があったとしても、
最大で90%くらいの確率にしておけばいいものを。
会場に着いてからは、
奥さんの元同僚の方や上司の方に挨拶をしつつ、
ビールを飲んでテンションを上げ、
野球観戦を楽しんだ。
試合内容はものすごくおもしろいもので、
3-4で迎えた9回表に同点に追いつかれてから、
12回表まで両チーム無得点の投手戦になった。
最後は応援していたチームが
サヨナラホームランで勝利というドラマチックな展開で、
野球もたまにライブでみるといいものだなと思った。
その後は後楽園遊園地をブラブラして、
昼食をとったあとに帰路に着いた。
昼食をとっている最中に雨足が激しくなってきて、
地元の駅に着いて駐輪場に向かう最中にびっくり。
道路が冠水して小川のようになっているではないか。
※この写真は家の近所で撮影したもの
駐輪場はもう目と鼻の先なのに、
目の前の横断歩道が川になっていて渡れない。
場所によってはひざ下くらいまでの水深がある。
いや、渡れないというより、靴を履いたままでは渡れない、
といったところだろうか。
突然見慣れた景色がいつもと違う風景になっていたので、
「何これ、どうしよう、困ったな」
と混乱してしまった。
仕方なく靴と靴下を脱いで、
ズボンの裾を膝までまくって、
ジャブジャブと小川と化した横断歩道を渡った。
なんとか駐輪場の自転車までたどり着いた。
しかし家までの道のりもほぼ冠水していて、
水路のような道路を自転車で走るはめに。
裸足のまま自転車に乗って、
深いところはペダルが一番下に下がった時に
足がザブッと水につかっていた。
遊園地かアスレチックの
水系アトラクションかと思った。
道路脇の排水設備をどうにかすれば
このような事態はある程度防げるものなのだろうが、
やはり自然相手となると生半可な補強では
太刀打ちできないような気がする。
それこそ超大規模で、
お金がたくさんかかる工事になりそうだ。
大切なことだけれど、
そんなお金が市にあるとも思えない。
大地震と先日のような大雨がいっぺんに来たら
どうなってしまうのだろう。
どんなに文明が発達しても、
自然相手には無力さをヒシヒシと感じさせられるというのが
ときどきある。
昔から自然を神様としてあがめるというのも、
なんだかすごくよくわかる。
どうあがいても太刀打ちできない存在だ。