今日は
社中のMさんに
唐物の相伝をさせていただきました
相伴客には
社中のJさんとYさんのお二人に
入っていただきました
Mさんは
平成20年に初めてお茶の道に
足を踏み入れて以来6年間
熱心にお稽古に通われ
つい先日
家元より
唐物のお許しをいただかれました
Mさんの唐物相伝は
彼女だけでなく
私にとっても
大きな喜びごとです
今日は
心をこめて
お相伝させていただきました
相伝茶事というのは
正午の茶事などと異なり
初めにまず
相伝の点前をして
お弟子さんにわかりやすく説明しながら
お伝えしなければならないと
先日師匠から伺いました
茶事としては
少し略するところがあるとも
お聞きしました
略するということは
案外難しいことだと
今回の茶事では
頭を悩ませました
雪月花を愛でるようなお茶事とは一線を画し
点前を相伝することの重さを感じ
またそれをお弟子さんにも感じていただけるような
茶事にしたいと思いました
それと同時に
相伝を受けられる方への
お祝いの気持ちもお伝えしたいと考えて
本日のお茶事をさせていただきました
主菓子 葛焼 末富製
干菓子 亀屋伊織製