今日は
社中の方とご一緒に
京都紫野大徳寺のお茶会に出かけました
大徳寺では毎月
千利休の月命日である28日に
聚光院にて三千家交代で法要が営まれます
そしてその日には
いくつかの塔頭にて
お茶会が開かれています
どのお茶会も
当日1000円の臨時会費を払って
誰でも参加することができます
聚光院では
袋に「御供」と書いておさめます
法要は十時から始まりますが
私は九時ごろに行って
待つことにしています
今日も
全国から大勢の方々が
参拝に訪れていました
法要の後
閑隠席で不審菴による
懸け釜のお道具を拝見し
広間にてお薄をいただきました
今日の兜ィは
啐啄斎筆「山青水緑」
慶入作黒楽の銘は「翠松」
吸江斎作の茶杓は「松花」
大徳寺境内に植えられた松の木々には
瑞々しい花のついた新芽が
競うように
天に向かって勢いよく伸びておりました
そんな境内は
新しい命のエネルギーに満ちていて
その中を歩いている我が身にも
力がみなぎってくるような
気がして参りました
興臨院
興臨院では
北村美術館の木下収氏が懸けられておりました
北村美術館から
いったいどんなお道具が出されるのだろうと
大勢の方々が興味津々で
来られていたのではないでしょうか
兜ィは・・・
即中斎筆横物「緑風」
このお兜ィに合わせて
道具組は
昭和時代のものを中心にしたお取合せでした
楽しませていただいたのは
「カナダ インデアンャeトチップス入レ」の建水
一見
普通の曲建水と思いきや
正面には
英語で「potato chips」と
書いてあり
正真正銘の「ャeトチップス入レ」でした
ご亭主の遊び心に
お席は明るい笑い声に包まれました