甲斐路 秋 岩殿山 三毛猫
秋の甲斐路を訪ねてみます。
電車で高尾を越えるのは、ほとんど初めてくらいの久々です。
大月に降りて橋を渡ってすぐに登山口です。この深い峡谷はいずれ相模川となる川です。
このどでかい岩盤、山頂に城を築いていたとあります。渓谷はすぐ下です。
ふ~ふ~ぜーぜー言いながら登ってきました。
なんてでかい岩だ。よくもこんな上に城を・・
山頂から富士が望みたかったんですが・・ ま~見えたり、隠れたりです。
中央道が眼下です。
きれいな虫がひっくり返っています。
秋の虫です。動きがよくないんです。起こしてやります。
ちゃんといいことありますように・・って、こんな見返りを求めるような心というのがけしからんのですね・・反省しま~す!
一旦下って、別ルートに行ってみます。途中まで行けるとなっています。
ん・・ これはこたえますね~ ぜーぜー
くねくねどこまでも続く感じです。
やっと鞍部に出ました。もうそこでしょう・・
そして悲しき標識。「七社権現」までです。「岩殿山」はここで通行止めです。
こんな洞窟でした。
メランジュ様の地質です。これってもろいんじゃなかったかな~
眺望はききませんし、岩殿山も見えません。・・くたびれもうけ・・
ご案内ありがとうございます。謙虚にお礼。
その背後、切り立った崖です。この尾根道はひょっとして登城路でしょうか・・?
するとこれなんかも腰廓じゃ・・? なんて思ってしまいます。
腰廓というのは傾斜をきつくしたり、通路を狭くするための構造です。普通にきついのに・・
登りでは気付かなかったこんなものも見ます。
さわると”ぷす~っ”と胞子が飛び出すキノコじゃなかったですかね・・
ふ~ふ~で降りて来てお寺さんに立ち寄ります。
こういうことがあったんですね。どうしても平和でないと・・
補陀山全福寺(曹洞宗)
背景が岩殿山です。
お寺を出ると非常にフレンドリーなボクがあいさつしてくれました。
名前くらい聞けばよかったです。
人を見れば泥棒か誘拐犯だと思えというご時世にほっこりです。
このあたりで瓦を焼いているんですね。へ~!です。
観光案内で鎖場があるといっていました。この辺がそうかも・・
駅のほど近く、にゃ~と呼びかけると、”だれにゃん”という表情です。
”その部分”を見てみたいんですが・・見せてくれにゃいよね。
三毛となる発色遺伝子は性染色体であるx染色体に乗っているためxxつまり雌にしか三毛は出ないのです。
しかし、遺伝子異常でxxy遺伝子を持っていると雄の外見で三毛が出ます。
この場合の雄は生殖能力のない疑似雄だそうです。
ではすべてそうかというと他の要因で生殖能力を持つ雄三毛も出ることがあるそうです。
この染色体異常の病的な状態をクラインフェルター症候群というそうです。
そしてこれはねこだけの病気ではなく人にもあるとか・・
遺伝子の世界も非常に不思議です。
xxyがあるのならxyyというのはないんでしょうか。
xxが♀、xyが♂ ではyyというのは・・xy(♂)同士の掛け合わせでしかできないので普通に考えるとあり得ないことなんでしょうが、遺伝子組み換えとかなんとかいう時代ですから・・((+_+))
つまらんこと言ってないでめし食って帰りましょう。
山梨だからほうとうね。