北摂の名刹久安寺を久々訪ねる。
花の寺であり、季節ごとに多数の花が咲き誇る。あじさいも著名。
そのあじさい、まだ早い。
カシワバアジサイは盛り、他にも花があるが、全体としては端境期。
新緑散歩が正解かな・・?
ジュラシックな樹。恐竜を目撃していたことだろう。
化石だけで認められる絶滅種と思われていたが、生息していたのが発見されたとある。
お寺のご子息(跡継ぎ?)の誕生記念樹だ。だいぶ成長したかな・・?
リフレクションが涼やか。
ストウーパ(仏塔) 内部も入れる。
背後の山が巡礼道になっており、菩提樹がある。きっと開花してるかな?
見た目より勾配、距離があり今回は登らない。
仏塔内部。天窓があり、日が射す。
ステンドグラス風であり、床面に像を結ぶ。
空間にあってはキラキラと音を感じるような彩色が降り注ぐように見える。
よく考えられている。
ご本尊は千手観音とあるが、薬師如来並立かな? と思う。
釈迦の生涯のレリーフ。
摩耶夫人が花を手折ろうと右手を伸ばしたところ、右脇から釈迦が生まれたという。
やはり聖人は生まれ方からして異なる。
花を咲かせたこの花が無憂樹。
修行中。スジャータ姫が乳清を捧げる。「布施」である。
修行には誘惑、妨害が伴う。降魔か逆に降されるか・・
涅槃に入った際、花を咲かせて釈迦に降らせたという沙羅双樹。
日本では育たない樹木。ナツツバキを見立てた。
ここで菩提樹、沙羅と仏教三大聖樹の二種が見られる。
もう一つ無憂樹は見たことがない、あるいは見たことがあってもそうと知らず記憶にないのかもしれない。
鐘堂は開運殿と名付けられている。運が開けますように・・
今回の帰宅は娘の結婚式。
とは言え、フォトブライダルというコロナ期のあり方で本人達、両家親の6人、スタッフまで含めてもあとカメラマンとスタイリトだけと計8人だけとなる。
お祝い色のような料理を食べる。本物はチーズらしいけどこれはあの大豆製品。
体への優しを求められている。
それらも含めて開運かな・・・
(2021.5.30 訪問)