寝るまでは晴れていましたが、目覚めると雨。
やっぱり間違いなく梅雨なんですね。
唐突にというか、”今日は何の日”的にというか桜桃忌です。
明治以降の出来事というのはいいです。暦直結です。
それまでのものは太陰暦と太陽暦の換算が必要で季節感がマッチしません。
太宰の入水はどの場所からなのか? 水死に至るまでの水位があるのか?
13日に入水して遺体が上がるのに1週間ほどかかったというのはどういうこと・・?
背景事情より事実の方に興味が湧きます。
太宰の没年は38歳と39歳があるようです。
入水即死亡と推定すれば38歳、遺体確認を死亡日とすれば39歳。
そうなんです太宰の誕生日は19日なんです。
太宰の作品にはあまりなじみがありません。
「斜陽」というのは、冒頭にスープを飲む仕種一つにも気品を感じさせるお母さまの描写のあるいわゆる没落貴族の話だったか・・読破したんだっけな・・・
「走れメロス」、感動名作だけど地理的条件などを加味して検証すると実は”走れよ、メロス~(*´Д`)” だとか言われます。
耽美なんですね。
”死ぬなよ太宰!” 人間も生物である以上、自己保存本能があり自ら死んだりすることはない。
なのに自殺というか自死が絶えないのは、既にその時点で正常を逸してしまっているからとか・・
病的な繊細さ、美しさということなんですかね。
なんだよ、なんかなよっぽくてやだな~ と女性であることさえ知らなかった彼女の曲に投影されているように思います。ただ、彼女は身投げなどしていないですけどね・・
男女の差を言うか・・? 曲当時男は”24時間働けますか!” 女性は労基法の女子年少則により深夜労働禁止の時代でした。
女性的で切なく美しい・・
梅雨空の下、徒然に・・・
脈絡なく本日亡父命日。病院で朝目覚めるでもなく逝きました。