神社お参りの続きになります。
わかりづらいですが、石垣を直上から覗きます。しっかりした石積みです。
神社(本丸跡)の側面は”土”です。
なんの足場なんでしょうか?
補修かもしれませんし、ひょっとすると新年を迎える準備かもしれません。
本丸直下の石垣です。
ふと思います。
もうここまで迫られたら、もう時間の問題ではないのか・・?
”本丸は絶対落ちない” 前線の将兵へのそんな心理的なバックアップの意味合いなのでは・・
”注進 江戸方面に火の手が上がったぞ~!”
天候次第で関東平野を一望します。
山上の東屋付近も監視哨だったことでしょう。広大な城域です。
紅葉です。
ただ、記録したかったのは傾斜です。
木はなく、身を隠す術も無かったと思います。
甲冑武者が防御兵の前で登るのはほぼ困難だと感じます。
だけど兵が殺到してくれば・・
食い違い虎口になっているんですが、若干崩れてきてますかね・・
屋根付きは本丸直下の井戸です。
人力だけで・・と思うとすごい削平です。広狭各所にあります。
堀切がきれいに残っています。
それに竪堀が続きます。
さらに広い削平地。
切岸と上部石垣。自然のかなりの急傾斜をさらに削っています。
犬走りかと思いますが、まだやぶ状で観光者は歩いていけません。
下りてきました。
実際上、ここまでくらいが城を支える最終防御施設じゃないかと想像します。
まだ上に続くといってもここを突破されるとね~・・
唐澤山城は、戦国に実戦を経験した城です。
裏切りの城でもあります。
上杉謙信に従属しますが、裏切り逆に謙信の攻撃を受けること数回。
よく持ち堪えた堅城であるとされていますが、実感できます。
平野部に佐野城が作られ廃城になったとあります。
ただ、もしもの時の詰城ということを意識した? 遺構が良く残ります。
次はどの城にしましょう・・・(^^♪