昨日、5月27日に文科省は、毎時1マイクロシーベルト以上の学校の校庭表土を削ること、その処理費用を国が全額負担することを発表しました。少し前進しましたが、やはり全部の学校の敷地内全部の土を削っていただきたいと思います。しかし、年間被曝量20ミリを押し付けてきた文科省の変化は大きな前進といえるでしょう。
さて、26日(木)に私は県内(福島市・郡山市・二本松市・本宮市・伊達市・須賀川市・田村市)各自治体に電話をし、担当者に学校校庭の汚染土問題処理状況について話を聞きました。7市の中で、田村市だは、土を削ることを検討していませんでしたが、全校の土壌検査をしている最中ということで、その結果を見て検討するということでした。また、他の市は、郡山市のように実施した(現在進行中も含め)自治体及び現在実施に向け前向きに準備をしている自治体であり、6市全部が前向きに考えているという結果でした。田村市は放射線数値が低いけれども、土壌検査中ということで、ある意味前向きに考えていると言えるでしょう。
白河市は、他自治体と比較すると独自判断はできず、国や県の判断を待っているという印象です。市民が不安になるのは当然だと思います。また、白河市は放射線数値が高いという認識がないように思えます。公表される数値は、0.57程度です。
文科省と米国エネルギー省が合同でモニタリングをしたデータを文科省HPで発表しています。
福島原発から80キロ圏内のセシウム134とセシウム137の蓄積量ですが、白河市の一部は30万~60万ベクレルの汚染のようです。ほぼ同じ地域は、放射線数値も1.0~1.9となっています(地表面から1メートル)。地表から1メートルで1.9ということは、地表はより高い数値です。どこがどれだけ汚染されているのか調べるために、色の違う地域と思われる場所を探し車を走らせました。車の中は、普通は0,1程度の放射線数値ですが、突然高くなる場所があり、その周辺が汚染されていることがわかります。まず、市内の中では高い数値の大信地区信夫第二小学校近くの道沿いで測定しました。
白河市大信増見地域(信夫第二小学校近く)で放射線測定
最大で、2.68マイクロシーベルトですので、平均しても2前後になると思われます。
また、西郷村を走っていると数値が急激に上がった場所があり、そこで測定をしました。
西郷村 羽太街道と小田倉増見線の交差点で放射線測定
羽太街道と小田倉増見線の交差点で放射線数値は、最大で4.76マイクロシーベルトでした。非常に高い数値です。
この他、林ます養魚場近くの道路脇で、最大2.74マイクロシーベルト。西郷村にある埋立処分場入り口看板前で、最大3.12マイクロシーベルトを測定しました。最大ですので、平均すれば2割程度下がるかと思いますが、汚染状況を比較するために、「地表面の最大数値」を重視しています。
放射能は見えません。でも、間違いなく白河市を汚染しています。私は、現実を直視し、行動する必要があると思います。若い男性や女性がマスクをして買い物をしています。小さなお子さんを持つ方々は、不安な思いで生活しています。これを「安全」の一言で片づけるのではなく、安心のために放射能を除去する必要があります。
たくさんのコメントをいただきありがとうございます。全部読ませていただいております。時間をみつけお返事をしていきたいと思います。宜しくお願い致します。
さて、26日(木)に私は県内(福島市・郡山市・二本松市・本宮市・伊達市・須賀川市・田村市)各自治体に電話をし、担当者に学校校庭の汚染土問題処理状況について話を聞きました。7市の中で、田村市だは、土を削ることを検討していませんでしたが、全校の土壌検査をしている最中ということで、その結果を見て検討するということでした。また、他の市は、郡山市のように実施した(現在進行中も含め)自治体及び現在実施に向け前向きに準備をしている自治体であり、6市全部が前向きに考えているという結果でした。田村市は放射線数値が低いけれども、土壌検査中ということで、ある意味前向きに考えていると言えるでしょう。
白河市は、他自治体と比較すると独自判断はできず、国や県の判断を待っているという印象です。市民が不安になるのは当然だと思います。また、白河市は放射線数値が高いという認識がないように思えます。公表される数値は、0.57程度です。
文科省と米国エネルギー省が合同でモニタリングをしたデータを文科省HPで発表しています。
福島原発から80キロ圏内のセシウム134とセシウム137の蓄積量ですが、白河市の一部は30万~60万ベクレルの汚染のようです。ほぼ同じ地域は、放射線数値も1.0~1.9となっています(地表面から1メートル)。地表から1メートルで1.9ということは、地表はより高い数値です。どこがどれだけ汚染されているのか調べるために、色の違う地域と思われる場所を探し車を走らせました。車の中は、普通は0,1程度の放射線数値ですが、突然高くなる場所があり、その周辺が汚染されていることがわかります。まず、市内の中では高い数値の大信地区信夫第二小学校近くの道沿いで測定しました。
白河市大信増見地域(信夫第二小学校近く)で放射線測定
最大で、2.68マイクロシーベルトですので、平均しても2前後になると思われます。
また、西郷村を走っていると数値が急激に上がった場所があり、そこで測定をしました。
西郷村 羽太街道と小田倉増見線の交差点で放射線測定
羽太街道と小田倉増見線の交差点で放射線数値は、最大で4.76マイクロシーベルトでした。非常に高い数値です。
この他、林ます養魚場近くの道路脇で、最大2.74マイクロシーベルト。西郷村にある埋立処分場入り口看板前で、最大3.12マイクロシーベルトを測定しました。最大ですので、平均すれば2割程度下がるかと思いますが、汚染状況を比較するために、「地表面の最大数値」を重視しています。
放射能は見えません。でも、間違いなく白河市を汚染しています。私は、現実を直視し、行動する必要があると思います。若い男性や女性がマスクをして買い物をしています。小さなお子さんを持つ方々は、不安な思いで生活しています。これを「安全」の一言で片づけるのではなく、安心のために放射能を除去する必要があります。
たくさんのコメントをいただきありがとうございます。全部読ませていただいております。時間をみつけお返事をしていきたいと思います。宜しくお願い致します。