【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第146回
『素直』(松下幸之助)
日本における代表的経営者として、経営の神様とも言われてきた松
一番大切にされてきた言葉が今回ご紹介させて頂く、『素直』とい
「素直な心とは、私心なく、くもりのない心、とらわれない心」
参考:第25回「根源様」(松下幸之助)ブロ
先日、ご縁がありまして茅ヶ崎市にあります、松下政経塾にはじめ
松下政経塾とは、松下幸之助さんが、1979年、84歳にして、
日本におけるリーダーの輩出を目指して、設立されました。
理想の社会を実現するには、国家経営に人を得なければならない、
当時は、自ら塾長として舵をとり、志をもつ若者たちとともに10
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【塾訓】
素直な心で衆知を集め
自修自得で事の本質を究め
日に新たな生成発展の
道を求めよう
【塾是】
真に国家と国民を愛し
新しい人間観に基づく
政治・経営の理念を探究し
人類の繁栄幸福と
世界の平和に貢献しよう
【五誓】
1、「素志貫徹の事」
常に志を抱きつつ懸命に為すべきを為すならば、いかなる困難に出
道は必ず開けてくる。成功の要諦は、成功するまで続けるところに
2、「自主自立の事」
他を頼り人をあてにしていては事は進まない。自らの力で、自らの
歩いてこそ他の共鳴も得られ、知恵も力も集まって良き成果がもた
3、「万事研修の事」
見るもの聞くことすべてに学び、一切の体験を研修と受けとめて勤
真の向上のがある。心してみれば、万物ことごとく我が師となる。
4、「先駆開拓の事」
既成にとらわれず、たえず創造し開拓していく姿に、日本と世界の
時代に先がけて進む者こそ、新たな歴史の扉を開くものである。
5、「感謝協力の事」
いかなる人材が集うとも、和がなければ成果は得られない。常に感
抱いて互いに協力しあってこそ、信頼が培われ、真の発展も生まれ
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本気でリーダーの輩出を願い、
日本の未来におけるリーダーに託す
心から敬意を表するとともに、本当に頭が下がります。
私自身は、卒塾生ではないですが、松下幸之助さんの想いに共感す
少しでも自らができることで、実践して社会のお役に立てるように精進し
参考文献
『道をひらく』松下幸之助著 PHP研究所
公益財団法人松下幸之助記念志財団 松下政経塾資料より