人生をひらく東洋思想からの伝言

東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第147回『慎(つつし)むということ』

2024年07月15日 | 日記

【人生をひらく東洋思想からの伝言】

第147回

『慎(つつし)むということ』


今日は、自分の名前にある「慎」という字に関して、書いてみようと思います。

「名は体を表す」という言葉がありますが、自分自身の名前にある漢字は、

毎日目にすることもあり、じわじわと自覚となり、染みてきますね。

私の名前は「慎一(しんいち)」という名前ですが、

この「慎」という字は、東洋思想において何度も出てくる漢字でもあります。

「シン」という読み方と、「つつしむ」という意味があります。

漢字の語源辞典をみますと、

「欠け目なく充実したこと、心が欠け目なくすみずみまでゆきとどくこと。念を入れる。」

などの意味があります。

私自身は結構いい加減で、お調子者な性質を持っているので(苦笑)

小さいときは先生からも親からも注意されてばかりでしたが、

だからこそ戒めとして名前に「慎」という名前を頂き、

少しでも精進しなさいということで、

このような名前を頂いたんだなと最近改めて感じています。


物事は常に陰と陽があるように、「慎」という字はどちらかというと、

「つつしみ深さ」など陰の意味合いが強そうですが、

だからこそ「慎」の陽の側面である「大胆さ、大らかさ、課題を解決する」

などの側面も含めて、両面をバランスよく意識していけたらとも思います。


参考:第13回「慎独」(大学)



それぞれ、皆さんの名前にある漢字の意味を考えるきっかけにして頂けたら幸いです。

 


大船観音

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする