松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆論文・「新しい公共」の形成と自治体の役割((財)全国建設研修センター) 

2010-12-03 | 1.研究活動
 (財)全国建設研修センターから依頼を受けていた論文を送った。テーマは、新しい公共と自治体。新しい公共論は、18世紀以来の伝統的な憲法秩序に変更を迫るものであるが、改めて、憲法13条の「個人の尊重」に戻って論じてみた(この議論は米子市のYさんに触発されたものである)。要するに、私たちの憲法は、個人の尊重を存在目的としているが、そうならば、個人の尊重を実現する公共論こそが、必要であるという趣旨である。ただ、この原稿は、建設関係の職員等が対象であるし、私自身の議論も不十分なので、憲法論の詳細は、次の機会として、基本的な考え方部分のみ、触れるにとどまった、
 (財)全国建設研修センターは、行ったことがないが、国分寺から小平市役所へ行く途中、電車から見える所だと思う。ひろいキャンパスと木々のきれいなところである。そのうち、研修を頼まれたならば、引き受けて、そのとき、ゆっくり歩くことにしよう。
 しばらくぶりの休日で、ゆっくり原稿を書き、マロンも含めて、3人でうみかぜ公園でお弁当を食べた。海の色が、銀色に変わる前で、きれいだった。 
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