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今期の区民会議は、「若い世代を取り込んだまちづくり」をテーマにその方策を検討している。私のゼミ生も、実際に区内のお祭り等に参加しているが、そうした実践活動を踏まえて、若者のまちづくり参加を考えるワークショップである。
参加者は、区民会議の委員、行政職員、そしてわがゼミ生たちである。当初、学生たちは、参加を渋っていた。なぜならば、区民会議のメンバーは、偉い人ばかりであるし、年代が遠く離れている。学生の年代ならば、臆して当然だろう。しかし、始まってしまえば、一気に垣根が取れて、とても良い会議になった。
私は最後にこんな総評をした。
・今回の企画は、「学生と地域が一緒にやるのは異文化交流だ」というところから出発した。同じ文化だと思うと、必要な説明を飛ばしてしまったり、お互いが分かったつもりになる、しかし、異文化だと思えば、相手を理解しようとしたり、理解してもらおうと努力するろから出発できる。
・若い人達にまちに関心をもってもらうことは若い人たちが大人になっていく過程で欠かせない。若い人達が、まちの経験や体験もなく大人になっていくと、20年、30年先は何も知らず、まちのリーダーになってしまうということである。その時、どうしてよいか立ちすくんでしまうだろう。若い人が地域に関わることは、若い人達にとってもよいことだし、社会全体にとってもプラスになる。区民会議は、若い人達がまちに参加する、あるいは地域が若い人達を受け入れるための土壌づくり、文化づくりの一翼を担っていきたい。
・今日のような方式で話し合いの場をつくると、本音が出てくる。もちろん相手に配慮した本音だが、そういう場をこれからもつくっていきたい。学生も、今日のような話し合いの場ならば、「地域の人たちが考えていることは自分たちと同じ」と思ったろう。「異文化の壁」は意外と低い。それを実感できる場になったと思う。もっと、あちこちで、こういう仕組みをつくれいければとよい思う。
私は将来、地元で公務員として働きたいと思っています。
大学で地域のことについて学びたかったのですが、
心理系のほうに行くことになりました。
心理でも将来公務員になれますか?
やはり、法学や経済が有利なのでしょうか?
記事についてのコメント出なく申し訳ありません。
地元で公務員ということですが、いいですね
試験は自治体ごとでさまざまですが、一般的には、法律・経済のほうがやや有利という感じですね。ただ、授業を受けた程度では、なかなか合格しないので、自分で勉強することになるので、結局、大差ないかもしれません。
採用側から見ると、欲しい学生は、地域の体験があって、まちの人と話ができて、協調性のある人ですね。地域の体験を積むのが案外近道です。
このブログの検索窓で、「茅ヶ崎市」と検索すると、ゼミ生の記録が出てきます。とてもいい娘ですが、法律や経済はからっきしでしたが、地域における実践がたくさんあります。今年、役場に入った学生も、焼津のファッションショーなど地域の活動がたくさんあって、エントリシートや面接では、全く困らなかったですね。
分からないことがったら、遠慮なくどうぞ
心理を勉強しながら、地域や地元についても
考えたりしていきます!
そして、公務員になります!
これからもホームページを見させていただきます。
また質問などするかもしれませんが、
よろしくお願いいたします。