松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★政策法務研修(徳島県)

2011-08-25 | 2.講演会・研修会
 今年も阿波踊りの後の徳島にお邪魔した。今回で何回目になるのだろうか。
 最初のいきさつは、よく覚えていないが、大阪国際大学にいたころ、頼まれて研修を引き受けることになったのだと思う。サガジョに移ってからも、この時期、徳島へ行くのが恒例になった。
 政策法務研修の内容も、ずいぶんと進化したと思う。教科書には書いていない、あるいは霞が関法務をなぞるものとは違う、基礎自治体の実践的な政策法務研修になっていると思う。今回も、私が実際に体験したことをベースに、法律の範囲内と立法事実論を中心にワークショップを行った。
 最後に、市民参加条例を例に、条例づくりを考えてもらったが、いくつかの切り口から立法事実を積み上げて作ってもらったので、個性あふれる提案がいくつもあった。条例名も、単純な市民参加条例にはならないし、まじめに立法事実を積み上げると、今日、標準的とされている全国の市民参加条例とは違ったものになる。
 インターネットの時代で、ほかの町の条例が簡単に手に入るが、その分、作文条例が増えてしまったのだと思う。
 毎年思うことであるが、徳島の研修所の人たちは、みんな総出で(同時に、はにかみながら)、いろいろと配慮してくれる。本当にありがたく思う。研修でも、私は、受講生の状況に応じて、テーマややり方をどんどん変えるので、とりわけ担当の方は大変であるが、今回も担当のHさんは、柔軟に、さまざまに対応していただいた。感謝したい。
 さて、今回のお土産(経済効果)であるが、徳島へ行くと、毎年、阿波銀行本店裏のハウス・オブ・シェイリーによって、アンティークの首飾りなどを買うが、今回は、寄ってみたが定休日とのこと。いきつけの店で夕食後、両国橋の通りをぶらぶらと歩いると、なかなかしゃれた店があり入ってみた。ただ、飾ってある首飾りの値段をみると、平均何十万円。他方、私のいでたちはというと、よれよれのズボンに、ユニクロのポロシャツ。明らかにミスマッチである。それでも、お店の人が、「ご予算は」と言ってくれたので、私は、やや見栄を張った予算を言ってみたが、それでも、買えるものはなく、しばし店員さんといろいろな話をしたあとで、結局、「私には、身分不相応だわあ」と言い訳けをして、店を出ることになった。「また、寄ってください」と言われたが、今度行くときは、決心していくことにしよう。結局、その店の数軒先に、アンティークの店があり、そこで、今度は身分相応の首飾りを買った(連れ合いに渡したら、とても喜んでいた。何十万円と同じくらいの効果はあったろう)。
 そのほか、空港で徳島ラーメン、鳴門金時のお菓子、阿波のちりめんじゃこなど、こまごまとしたものをたくさん買ったので、「手荷物を預けますか」と言われてしまった。今回は、全体には、経済効果はあったと思う。
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